劇場公開日 1971年12月18日

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「自分の悪意も危険」ウイラード ひろちさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5自分の悪意も危険

2018年4月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

動物パニック映画と言うよりは心理劇に近く、ネズミは主人公の悪意の比喩と思われる。主人公は、自分の責任ではない事で、周囲から不当な非難や嘲りを受け、理解者を誰も得られない。孤独の中、現れたネズミは、友ではなく、主人公が無意識に自分の内面で育てた悪意が形となったものに過ぎない。現実にも自分の悪意を反映する者を友としている者はいる。

ひろち