「クライマックスへの畳み掛けがすごい」イントレランス ほとはらさんの映画レビュー(感想・評価)
クライマックスへの畳み掛けがすごい
ストーリー:父を亡くし、乳飲み子を奪われ、夫が逮捕された女は悲嘆に暮れる。ガサツな女は王に感謝し獅子奮迅の活躍をする。フランスではカトリックとプロテスタントの衝突の兆しがある。キリストは水をワインに変える奇跡を起こす。
出だしはあまりの面白くなさに飽き飽きする。しかし、バビロンの攻城戦の辺りからこの映画は只者ではないとわかる。そして終盤にかけて4つの時代が同時並行で畳み掛けて来るクライマックス。なんじゃこりゃ。圧巻である。
見なければわからなかった。これはすごい。百年以上前の映画なのにいまだに賞賛されるわけだ。
今週の気付いた事:最強の剃刀は3枚刃。
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