「ドラキュラ映画に求める全てが入った映画」インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア キムラファンマルケさんの映画レビュー(感想・評価)
ドラキュラ映画に求める全てが入った映画
ドラキュラといえば美しく影があり、善と悪の葛藤を思い浮かべるのだけど、この映画はまさにその全ての要素が豪華キャスト、製作陣によって見事に調和の取れた形で描かれている。
美しい悪をトム・クルーズ、善と悪の葛藤をブラピが演じている本作品、トム・クルーズの役はそのまま嵌まっているのだけど、ブラピがこの手の葛藤に翻弄される弱さを演じている映画って他にはあまり無いのではないかと思う。
そういうブラピを見るだけでも価値はあるのだけれど、この映画は美術、脚本、編集すべてが重厚で、ドラキュラ映画で本作品を超えるものは無いと思う。
コメントする