イングリッシュ・ペイシェントのレビュー・感想・評価
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難しかったなぁ。。。
何故、恋に落ちたのがが分からなかった。
アルマシーとキャサリンも、キップとハナも。
砂漠の映像は綺麗だった。
午前十時の映画祭11 にて。
一大叙事詩
やっぱ不倫ものなんでイマイチの評判っすね(笑)
最近の気分は『アメリ』とかなんだけど、ずっとアメリ観てる訳にもいかないので(っていうか借りてたので)、観ました。
アンソニー・ミンゲラ。全作品ではないと思うんだけど、戦争を描いた大作が多いですよね。コールドマウンテン。愛を読む人。コールド~はDVD持ってますわ。愛を読む人は、ラストら辺がちょっとダラダラもたついてる感じはあるんだけど、好きですね。
恋愛をメインに据えて、大戦や南北戦争を描く。恋愛も戦争も、どっちも人間の営みだから、ひいては人間を描く。
ミンゲラ作品の好きなところは、戦争中ではあるんだけれどもビノシュとかレニーゼルウィガーとかニコール・キッドマンとか、すごいイキイキと描かれているところですね。特に本作品とコールド~のラストが好き。"じんわり"と"爽やか"が一緒に来る感じ。
ビノシュの健康美が素敵。インド人のキップ少尉かっこいい。
砂漠の中の、グランドキャニオンみたいな景色のとこでレイフ・ファインズがキャサリンを抱えてる姿も、なんかちょっと旧約聖書みたいな世界よね。まぁ、、旧約の時代から、不倫は姦淫つって戒められてるんだけど、、
しかし、長いんだよねミンゲラ作品。これなんか2時間40分だよww 戦争と男と女を描くんだから、これぐらいは要るよってことなんでしょうか。
それにしても、キップ少尉が離れません(笑) ハンナ(ビノシュ)の負のジンクスを破った訳だし、再会とかできないんすかね~、、
男女二組の恋愛模様を並列したメロドラマ大作に残る演出の欲求不満
昨年のアカデミー賞受賞作品。第二次世界大戦を背景に、二組の男女の恋愛模様を巧みに交差させながら、終結と再生を同時に描いたメロドラマ大作。ただし、心うごめく者たちの表情の表現と物語の進展の調和が足りない。美しくは描いているが、その時その瞬間に見せる心の面影のモンタージュが弱い。アンソニー・ミンゲラ監督にその興味がないのかと訝しく思うほどなのだが、演出がスマート過ぎないか。人妻キャサリンを演じたクルスティン・スコット・トーマスの決して妖艶ではない色気のその内面からしっとり表れる成熟した女性の艶を出した演技が素晴らしく、対照的にジュリエット・ビノシュの若くして成熟したその肉体の一皮剥いた中に溢れる女性の欲求を演じた成果を認めると、男優たちの問題ともいえるか。はっきり言えば、男女のつり合いが取れていない。映画の語りとしてもラストの向かいクレッシェンドすべきなのだが、その流れも上手く行っていない。デヴィット・リーン監督なら傑作になったであろうと、少し欲求不満が残る作品だった。
1997年 11月9日
悲しき不倫
不倫の時点であまり感情移入ができなかった。夫がめちゃくちゃクズとか妻に対して酷いことするとかならいいんだけど、良い人だったからなぁ…
後、2人が惹かれ合う過程、本当に愛しているのかの描写が少なく感じ、乗れなかった。もう少し回想部分を長くしたら良い気がした。
でも、劇中に流れる音楽は良かった。砂漠の雄大さと、2人の悲恋をイメージさせてくれた。
後、キップのハナに向けたイケてる演出は好き。
砂漠が美しい
原作を読んでから視聴。ハナはもっと若い設定だけど、ジュリエット・ビノシュだと人生経験豊富に見えて、戦争による心の傷なんてすぐに克服しそう(ごめん)。あと、キップの出番が少ない。インド人がイギリス軍に入る背景など、もうちょっと描いてくれてもいいんじゃない? でも、これ以上長くなってはまずいか。コリン・ファースがちょっと太ってて、少しカッコ悪いのも残念。
ぶっちゃけ、人妻との不倫の話をきれいに表現しただけと言えるんだけど、恋に落ちるのは理屈じゃないし。そのせいで破滅していくのは止められない。そんな人間の営みも大自然の前では瑣末に思えるほど、砂漠の絵がうっとりするくらい美しい。
本来ならアジア的な感覚で描いて欲しいが、アルマシーとキャサリンに焦点を絞り、ヨーロッパの価値観や美意識で貫き、結果としてそれが成功していると思う。
不倫を美化して、悪事を戦争のせいにする、なんでアカデミー賞なの、マジでキモい
戦争中に欧米版の東出・唐田のラブシーンを延々見せられて、夫婦死んで、間男は女のためといいながらスパイで多くの人を犠牲にして、思い出の中で死んでいく。
感動も共感も何もないな、スカやな、自業自得やな。
二時間半ですよ、延々と、何ですの、砂漠で、その他諸々のエピソード、支離滅裂。
二人の女性は魅力的ですが、それで正当化は出来ません、なんでアカデミー賞なの、不可思議です。
ジュリエット・ビノシュ
不倫というものに対して嫌悪感がなくなってきた年頃なので普通に受け止められるのだが、どういう過程で人妻を愛してしまったのか?これが全く語られていない。最初はハナ役のジュリエット・ビノシュの献身的な介護による愛を描く映画だと思っていたのに・・・
また、ハナがキップに恋心を抱く過程も描かれていない。無駄なヌードシーンもあるし、主人公の回想シーンの取り入れ方も不自然さがいっぱい。
せっかく戦争というものを舞台にしてあるのに、生かされてるのはジュリエット・ビノシュの看護婦とウィレム・デフォーがナチスの拷問を受けるところだけ。民衆が悲惨な被害を受けているシーンもないので反戦色も薄い。大作を意識しすぎたせいで、平凡な中味に成り下がったといった感が強いです。賞を取ってなかったら、それなりの評価ができたのかも。
再鑑賞してみるとキャストがすごかったんですね。 コリン・ファース、...
再鑑賞してみるとキャストがすごかったんですね。
コリン・ファース、ナヴィーン・アンドリュース、ジュリエット・ビノシュ、そして 負傷兵を演じたレイフ・ファインズ、ヴォルデモート卿だったとはっ!
アカデミー賞作品って難しいんだよな
なかなかの大作だとは思うけど、何だかよくわからないまま終わってしまった…。
他のレビューを読めば、多少は理解できると思いましたが、みなさん同じような感想。これ、日本でヒットしたのかな?この不倫も全然美しくない。ダメな夫から逃げて…的な展開でもなく、コリンファース好きな私からしたら、贅沢言ってんじゃないよ〜みたいな気持ちで、終始内容が入らずじまい(笑)。
悲しくて泣くとこがあるかもしれないけど、グロいシーンや息苦しいシーンが多くて、あまり集中できませんでした。
単なる不倫映画ではない
1997年アカデミー賞作品賞ということで、鑑賞したが、非常に感動した。色々なサイトの評価には低評価が多かったが、これがアカデミー賞を受賞するのは納得。なにより、映像美、演出、音楽といった面で細部までのこだわりを感じる。全体を通して美しいの一言だ。キャストも豪華でレイフ・ファインズ、クリスティン・スコット・トーマス、ジュリエット・ビノシュとすばらしい演技を見せている。ちょっと大人のラブロマンス映画。
映画「イングリッシュ・ペイシェント(テレビ版)」の感想
テレビ版だからなのか、全く共感できない登場人物たち(特に主人公)による滑稽で哀しい物語となっています。
不倫したから飛行機で妻もろとも間男に突撃するとか、名前の所為でドイツ人と間違われて洞窟へ間に合わないとか、あまりに滑稽なストーリーで大丈夫だろうかと思いました。
個人的に評価できるのが、砂漠の景色だけというのが残念でした。色んな賞を取っているようですので、ノーカット版はきっと素晴らしいのでしょう。
個人的には少し…
初めて観たのはそんなに映画に詳しくなかった頃。今になってみるとかなり実力派の役者揃いであることに気付く。でも、やはり中身はな。素晴らしい作品であることはわかるんだけど、山場のないこの流れが個人的にはあまり受け入れられない。
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