劇場公開日 1997年4月26日

「ジュリエット・ビノシュ」イングリッシュ・ペイシェント kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ジュリエット・ビノシュ

2019年2月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 不倫というものに対して嫌悪感がなくなってきた年頃なので普通に受け止められるのだが、どういう過程で人妻を愛してしまったのか?これが全く語られていない。最初はハナ役のジュリエット・ビノシュの献身的な介護による愛を描く映画だと思っていたのに・・・

 また、ハナがキップに恋心を抱く過程も描かれていない。無駄なヌードシーンもあるし、主人公の回想シーンの取り入れ方も不自然さがいっぱい。

 せっかく戦争というものを舞台にしてあるのに、生かされてるのはジュリエット・ビノシュの看護婦とウィレム・デフォーがナチスの拷問を受けるところだけ。民衆が悲惨な被害を受けているシーンもないので反戦色も薄い。大作を意識しすぎたせいで、平凡な中味に成り下がったといった感が強いです。賞を取ってなかったら、それなりの評価ができたのかも。

kossy
こころさんのコメント
2023年11月14日

kossyさん
コメントへの返信を頂き有難うございます。
ジュリエット・ビノシユ、いいですよね。柔らかさの中に強い意志が感じられる魅力的な女優さんですよね。
先日映画館で「ポトフ 美食家と料理人 」の予告編を。予告編だけでも、うっとりでした(笑)

こころ
こころさんのコメント
2023年11月13日

kossyさん
ハナがキップに恋心を … 私もアレレ、そうなの ??でした 👀
アルマシーとキャサリンは、共に行動する機会も多く、互いに惹かれあった … のでは? まさに、恋に落ちてしまった 💘

こころ