劇場公開日 1997年4月26日

「余りにも重い、不倫の代償」イングリッシュ・ペイシェント 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0余りにも重い、不倫の代償

2025年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

恋愛映画としてかなり好きです。
恋に落ちた事で、結果として命を懸けてしまう。
舞台背景も戦争・友情・裏切り・・・
そして不倫した2人に襲いかかる運命の過酷な仕打ち。
これだけ重い代償を支払わされるのは、
韓国映画の「別れる決心」とこの映画位です。
どちらも我が「偏愛映画」恋愛編にランクイン。

どんな代償を払うか?
男は冒険家のアルマシー(レイフ・ファインズ)
墜落した飛行機から奇跡的に救助されるが、
全身に大火傷、記憶喪失、顔は焼け爛れて声も出せない。

女{クリスティン・スコット・トーマス)は男の親友の妻。
彼女も事故でなんと砂漠の洞窟にたった一人で閉じ込められて、
ただただ水も飲めず、空腹と痛みの中、救助されずに
死んでいくのです。

細かいストーリーは割愛しましたが、映画とはいえ何という
運命の悪戯。
イングリッシュペイシェント{イギリスの患者)を献身的に
介護する看護師のジュリエット・ビノシュが天使のようでした。
ともかくビノシュが介護する古い部屋の壁に描かれた「壁画」とか、
道具立てがいちいち芸術的なのです。
ビノシュの生命力、
クリスティン・スコット・トーマスの大人の気品。
「教皇選挙」でその存在を見せつけたレイフ・ファインズの
抑えた演技。
恋愛映画の金字塔ですね。

琥珀糖
ぷにゃぷにゃさんのコメント
2025年4月18日

「イングリッシュ・ペイシェント」って、若い頃、イギリスの痛み?と誤解してました(笑)。
砂漠見てるだけならきれいでいいですね~。
おとなの恋愛を堪能できます。

ぷにゃぷにゃ
ぷにゃぷにゃさんのコメント
2025年4月18日

「御神先生」は令和の新型教育ドラマでしたね。
松坂桃李くんの滔々とした語りは、毎回見ものでした。

ぷにゃぷにゃ
ぷにゃぷにゃさんのコメント
2025年4月18日

体調の方、ご心配いただきうれしいです。
具合悪いと、映画もテレビも観る気にならなくて、トホホですわ。

ぷにゃぷにゃ
ぷにゃぷにゃさんのコメント
2025年4月18日

レイブンズに熱いコメントありがとうございます。
残念ながら北海道で上映ないですね~。
てか、終わっちゃったかな。
深瀬昌久は北海道の人ですから、きっとあちこちで上映してたかも。
あと少しで、配信になると思います。
お楽しみにお待ちください。

ぷにゃぷにゃ
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