イルマ・ヴェップのレビュー・感想・評価
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アイデアは良かったが、ただそれだけ。
マギー・チャンの黒いボンテージとソニック・ユースに⭐️1つ。
ゲーンズブールのカヴァーは、わざわざラストでもやる必要あった?
まあ、曲がいいから、ついつい最後まで聴いちゃうけど。
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異物のような存在感
ウォン・カーウァイの作品は未鑑賞ながらマギー・チャンの事は小学生の頃から知っている、それはジャッキー・チェンの映画に出ていた印象が強いから。
ジャン=ピエール・レオが演じる映画監督からのオファーでフランス人だらけの中に中国人の女優が独り、英語で意思疎通をしながら撮影が始まりスムーズには進まないトラブルばかりでマギー・チャンが演じるマギー・チャンは徐々に異質で疎外感を感じてしまう扱いに、と、観ている側が思いながらも、リドリー・スコットが待っている!?
トリュフォーが撮った『アメリカの夜』やヴェンダースの『ことの次第』で描いた映画の撮影裏で起こる群像劇にも似た雰囲気、マギー・チャンを映しながら流れるSonic Youthが効果的でマギー・チャンの魅力が溢れている。
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