「バスター・キートン」妹の恋人 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
バスター・キートン
バスター・キートンの再来だ!とベニーが評する通り、サムを演じるジョニー・デップのコメディアンぶりがすごい。ダイナーではチャップリンのようにパンにフォークを刺して靴のダンスをさせるし、外では飛ばされた帽子を追いかけるという、まさにキートン、チャップリンへのオマージュを感じさせるような演技。すごくよかった。
妹のジューン(マスタートン)はちょっとしたことでも発作を起こしがち。冒頭ではシュノーケルをつけたまま町を歩くという風変わりな女の子でもあった。しかし、それを上回るほど変わった男デップの登場。みんなを楽しませるが、そのうち妹と仲良くなってゆき、兄ベニーに反対される。
ついに駆け落ちするのですが、バスの中で発作がおこり、病院に運ばれる。ここでもデップの技が存分に発揮され、笑わせてくれる。たしかに『シザーハンズ』の雰囲気と似たようなところもあるかなぁ。
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