「WKWは、あっちに舵を切った」いますぐ抱きしめたい La Stradaさんの映画レビュー(感想・評価)
WKWは、あっちに舵を切った
香港の鬼才ウォン・カーワイ(WKW)監督の記念碑的デビュー作がリマスターでリバイバル上映です。僕は初めて観ます。
この邦題から日本でも当時流行っていたトレンディドラマを想像してたらとんでもありませんでした。街のチンピラの無軌道な暴走物語が主流で、そこに恋愛劇が絡んで来るというお話でした。この邦題は如何なものでしょうか。
WKWはこのままギャング映画に突き進む事も出来たでしょうが、ネットリした甘さの漂う恋愛映画に舵を切ったんだなとよく分かる作品でした。 (2024/1/9 鑑賞)
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