「わたしと「いつも2人で」」いつも2人で ソルトさんの映画レビュー(感想・評価)
わたしと「いつも2人で」
オードリー・ヘプバーン作品の中では一番好きな作品。地味な作品だし、時間軸の入れ替わりも激しくて分かりにくい映画なのに、どうしてか心を惹きつけて止まない。
オードリーが演じる主人公、ジョアンナがパートナーとの旅を通して人生の生き直し・やり直しを繰り返すその過程が、若干20~30代の若造にはエモーショナルなまぶしい愛の修道者に見えたわけです。
愛は求めても得にくい、なかんずく若い頃の愛にはエゴの勢いが勝ってしまう!
そのことがもう少し分かっていたら、人生の中盤や現在に至る生活も変わっていただろうに!全く学習能力のない人間なのでしょうネ 笑
ヘンリー・マンシーニの音楽が素敵で、かなり今風で言えば「エモい」です。3度か4度観ている私は、毎回冒頭の音楽だけで、反射的に涙ぐみます。かなりやばいです!超おすすめですが、最初より2度め3度めとくり返し観ることをお勧めします。セリフも多いし、名言も多めですから
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