E.T.のレビュー・感想・評価
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ザ・王道ファンタジー
音楽は好きでしたが、話はあまり覚えていなかったです。ある日、家で流していると母から久々に観たいとのことで、U-NEXTで一緒に鑑賞しました。
スピルバーグらしいファンタジーで、子供を軸にしたまさに王道といえる物語になっていました。地球に取り残されたETが子供たちと交流している光景はどこか心温まりました。
他の代表作と比べるとかなりシンプルで、登場人物の善悪がはっきりするぐらい単純明快でした。ここから少し物足りない印象も受けましたが、繋がりの大切さが身に染みる映画として感動しました。
ジョン・ウィリアムズの音楽と
子供の頃、初めて親に連れられて映画館で観た思い出深い作品。
「怖い?怖い?」と家族に手を引かれて映画館へ…。
エリオットと歳が近かった事もあり、E.T.を初めて見た時は自分が体験したことのように感じました。
ハラハラとドキドキ以上の怖いもの見たさの好奇心、今思うと上映中ずっとエリオットと同じ表情をしていたんじゃないかな、という位シンクロしていました。
月を背景に自転車で飛ぶ場面
子供達だけの自転車隊列で大人達から逃げる場面
そこから空へ!!
お腹がフワッとなる感じ!
音楽が押し上げてく!!
も〜、ワクワクと興奮に鳥肌!!
今観ても胸が熱くなります。
最後、エリオットとE.T.のシーンでは涙なしには見れなかったです。
当時親に、「この気持ちはなに!?」
と聞いたら、
「感動というのよ」と教えてくれました。
『感動』を初めて体感した映画でした。
思い出補正。。
かかってたかなー。。
最先端な映像!
もっとダイナミックで大盛り上がり!
大号泣&大傑作!の位置付けだったのだが
テンテンテン。
でも正直いつどこで観たのかも記憶にない。
映画館じゃなかった気がする。
だけど初めては子供の頃に見たんだと思う。
だってE・Tがちょっと怖かった記憶がある。
父が「ママがお母さんじゃん!!」
と騒いでた記憶がある。
↑この意味。
答えは後ほど。。♪( ´θ`)ノ
大人になってからも見返してたはずだが、
ちょっと記憶違いしていた所が多かったのかな?
今回初めて映画館でしっかりと観たら、え?こんなだったっけ??って所が多かった。
だから新鮮な感覚で観られてお得でした
(^。^)b
E・Tが最初、あんなにフガフガ言ってたのも記憶に無かったし、マイケル友達はもっと優しい印象があったが、ヤンチャだった。
いや、良い奴らだったけど。
(包丁持って出て行ったのにはビックリ!)
チョコで釣るのは覚えていたけど、2回目だったのか!
ここも記憶違いだったし、カエル教室での騒動は覚えていたが、あのチュウは、全然記憶にございません!でした。
その他も記憶喪失シーンが多かったけど、
やっぱり、E・Tを守ろうと必死なエリオット、マイケル、ガーディ(小っちゃかったね〜w)の姿は良く覚えていたし、親になった今だと
より、子らの一生懸命な姿を見ると、
素直にジーンと来た。
(エリオットの涙につられるのよ)
子供ならば、ピュアな気持ちでエリオット達にシンクロしてE・Tを助けたいと思うだろうし、親目線で見ても、エリオットとE・Tの友情、兄弟愛、子供達の頑張りには胸が熱くなる。
好きなシーンがいっぱい!
台所でニヤミス!
ママがE・Tに全然気付かないのも笑えるし、ぬいぐるみに紛れてこれ又ママをかわすE・Tが可愛い。
ハロウィンで仮装して歩く3人のシルエットも印象的だし(ヨーダw)
E・Tが作った発信機で宇宙と交信!
ピピピ!動いた!ドキドキする!
エリオットから、行方が分からなくなった
E・Tを探して欲しいと頼まれたマイケルが、急いで走るシーンも大好き。
警察に追われ、BMXで森を目指して走る子供達。
ハラハラドキドキ転ぶなよ捕まるなよ!
分かっていても一生懸命祈った。
エリオットがE・Tを前カゴに入れているのがとても良い。
あの自転車で空を飛ぶシーンは世界中の映画ファンの記憶に残っていますよね。
(ジョン・ウィリアムズが盛り上げる!!)
お別れのシーン。
E・Tが3人それぞれにかける言葉が泣ける。
ちゃんと覚えているE・Tに泣いた。
その「さよなら」が皆んなをより優しく強くする。
言葉にすると安っぽくなる"大切な事"を教えてくれる作品。
やはり時代、世代を超えて愛される作品だという説得力がありました。
タイトル「思い出補正」にしたケレド、それは今の凄まじい映像技術に慣れてしまったからであって、そりゃ、チープな画に見えたシーンもありましたが、それでも!やはり心揺さぶられる作品です。
最先端の技術やリアリティある映像を超えてくる、やはり作り手のパッション!が届く作品は強いです。
そして"映画"の素晴らしさを再認識。
作品としての出来に加え、鑑賞時の自分の年齢や置かれた環境で観方が変化する。
思い出という付加価値も付く。
大切な宝物になる。
お値段以上ニ○リですね。
「E・T」こそ、子と行きたかったのだけど、
午前十時の映画祭での鑑賞だったので彼らは
学校。残念。
休ませて行けば良かったなー
どんな感想を言うのか聞いてみたいです。
○答え○
オーバーオール(サロペットではないw)を着たディー・ウォレスが"若い頃"の母にとても良く似ているんです(^。^)
父の自慢♪
え。アタシですか??
はい父親似ですけど何か??
【98.7】E.T. 映画レビュー
作品の完成度
スティーヴン・スピルバーグ監督の『E.T.』(1982年)は、公開から時を経てもなお、その純粋さと感動で普遍的な価値を持つ完璧な大衆娯楽映画の極致として評価される。地球に取り残された異星人E.T.と孤独な少年エリオットの種族を超えた友情物語は、SFファンタジーという枠を超え、家族愛、別れ、そして成長という人類共通のテーマを描き切っている。特に、子供の視点を徹底した演出(カメラアングルが低く設定され、大人の顔が映らない描写が多い)は、観客をエリオットたち子供の世界に没入させ、E.T.との出会いと交流が持つ神秘性、そしてE.T.を追う大人たちへの恐怖心を際立たせる効果を生む。
シンプル極まりないストーリーラインにもかかわらず、脚本の巧みさ、役者の自然な演技、ジョン・ウィリアムズの雄大な音楽が、随所で感動のピークを作り出し、観客の感情を揺さぶる。自転車が月を背景に空を飛ぶ象徴的なシーンは、映画史におけるアイコニックな瞬間として、視覚的・聴覚的に最高の高揚感をもたらす。公開当時の興行的な成功に加え、映画批評家からも高い評価を受け、その後のハリウッド映画に多大な影響を与えた。感情移入のしやすさ、分かりやすさ、そしてラストのカタルシスの大きさにおいて、本作はエンターテイメントとして非の打ち所がない完成度を誇る。
監督・演出・編集
監督スティーヴン・スピルバーグの演出手腕が、最も純粋で輝かしい形で結実した作品。彼は子供時代の孤独な感情や想像力を昇華させ、この物語を紡ぎ出したと言われている。子供の視点を重視した演出は、観客がエリオットの心情に寄り添い、E.T.という未知の存在を恐れることなく受け入れる共感の土壌を作る。特に、E.T.が初めて発見されるシークエンスや、E.T.とエリオットの感情のリンクの描写は秀逸。
編集はキャロル・リトルトン。クライマックスの自転車チェイスからE.T.との別れに至る一連の流れは、音楽と完全に同期し、緊迫感と感動を最大化する完璧なリズムを持つ。特に、当初はラッシュフィルムに合わせて作曲されたがうまくいかず、音楽に合わせて映像を編集し直したというクライマックスの飛行シーンは、映像と音楽の一体感が生み出す感動の力を証明している。
キャスティング・役者の演技
子供たちが中心となる物語において、キャスティングは成功の鍵。子役たちの自然で感情豊かな演技が、E.T.というアニマトロニクス(一部CGも使用)に命を吹き込み、物語に現実味と説得力をもたらした。
• ヘンリー・トーマス(エリオット役)
孤独を抱え、E.T.という異質な存在を心から愛し、守ろうとする少年エリオットを、純粋かつ繊細な表現力で演じ切った。E.T.との感情的な絆を共有する場面や、病に苦しむE.T.への愛情、そして別れの際の嗚咽に満ちた演技は、子役の域を超えた真に迫るもので、観客の涙を誘う。彼の目線の動き一つ一つに、子供特有のひたむきさと、異星の友を守り抜く決意が宿っている。この説得力ある演技が、ファンタジーをリアリティのある感動的なドラマへと昇華させた最大の功労者の一人である。
• ディー・ウォーレス(メアリー役)
エリオット、マイケル、ガーティの母親。夫との別居で心身ともに疲弊しつつも、子供たちへの愛情を失わない等身大のシングルマザーを演じた。当初E.T.の存在を知らず、得体の知れない事態に巻き込まれていく過程での困惑やヒステリックな反応は、物語における大人の視点を象徴し、物語に現実的な緊張感を与えている。彼女の演技は、子供たちのファンタジーの世界と、現実の大人の世界との対比を際立たせる重要な役割を果たした。
• ロバート・マクノートン(マイケル役)
エリオットの兄で、思春期特有の皮肉屋だが根は優しい少年。最初こそエリオットをからかうが、E.T.の存在を知ってからは、弟と宇宙人の秘密を守り、協力する頼もしい存在へと変化する。彼の演技は、少年たちの絆の深化を自然に示し、エリオットとE.T.の関係を見守る観客にとっての感情的な仲介者としての役割も担った。クライマックスの自転車チェイスでのリーダーシップは、彼のキャラクター成長を明確に示している。
• ドリュー・バリモア(ガーティ役)
エリオットの幼い妹。E.T.との出会いを純粋な驚きと喜びで受け入れる無邪気な姿が、作品に愛らしさを添える。当初はE.T.を恐れるが、やがて心を通わせ、E.T.に話し方を教えるなど、物語の和やかな側面に大きく貢献。その天真爛漫な表情と行動は、物語の純粋性を高めると同時に、幼い子役とは思えないほどの自然な感情表現を見せ、その後の彼女のキャリアのきっかけとなる強烈な印象を残した。
• ピーター・コヨーテ(キーズ役)
クレジットの最後に近く出てくるが、物語における大人側の最重要人物、政府の調査官「鍵の男」キーズを演じた。当初は子供たちを脅かす**「顔の見えない大人」として描かれるが、E.T.への共感を示すことで、子供たちの世界を理解する唯一の大人として変化する。彼の冷静ながらもどこか孤独を帯びた佇まいは、E.T.と子供たちの友情をめぐる物語に、奥行きと複雑さをもたらす重要なスパイス**となっている。
脚本・ストーリー
メリッサ・マシスンによる脚本は、シンプルで普遍的なテーマを扱いながら、子供たちの視点に徹することで、大人には理解しがたい純粋なファンタジーとして成立させている。物語は、地球に取り残された異星人と、家庭内の孤独を抱える少年の**「魂の共有」というロマンチックな設定を軸に展開。E.T.の病と死、そして奇跡の復活という起伏に富んだ展開は、観客の感情を深く揺さぶる。特に、エリオットとE.T.の感情と身体のリンクという設定は、友情の深さを具体的な現象として視覚化する独創的なアイデア**であり、感動的な結末へと繋がる伏線として機能する。
映像・美術衣装
マクロレンズを多用したE.T.目線のローアングル撮影や、月夜のシルエットを効果的に使った映像は、幻想的で美しい。E.T.の造形は、当時のアニマトロニクス技術の粋を集めたものであり、シワの質感や光を反射する大きな瞳など、細部までこだわり抜かれ、不気味さと愛らしさを見事に両立させている。衣装は、1980年代初頭のアメリカ郊外の日常的な雰囲気を忠実に再現。特にハロウィンのシーンにおけるE.T.の仮装は、文化的背景を取り入れた遊び心ある演出として印象的。
音楽
ジョン・ウィリアムズによる音楽は、本作の感動を支える不可欠な要素であり、映画音楽史における最高傑作の一つと称される。
彼の作曲は、物語の喜怒哀楽に合わせて緻密に構成され、エリオットとE.T.の心の機微を完璧に表現。
主題となる楽曲は**『フライング・テーマ(Flying Theme)』。このテーマは、エリオットとE.T.が自転車で空を飛ぶシーンで高らかに鳴り響き、希望と冒険**、そして高揚感を象徴。曲調の変化が映像の動きと完全に同期することで、観客は最高のカタルシスを経験する。
主題歌は特にないが、ニール・ダイアモンドが映画にインスパイアされて作った楽曲**「ハートライト(Heartlight)」**が有名。
受賞歴
第55回アカデミー賞において、作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞、編集賞など9部門にノミネートされた。そのうち、作曲賞(ジョン・ウィリアムズ)、視覚効果賞、音響賞、音響効果編集賞の4部門を受賞。
特に、作曲賞の受賞は、音楽が物語に与える貢献度の高さを裏付けている。また、主要部門において『ガンジー』に敗れたものの、ゴールデングローブ賞では作品賞(ドラマ部門)と作曲賞を受賞し、商業的な成功だけでなく、批評家からも高く評価された。
作品 E.T. the Extra-Terrestrial
監督 スティーブン・スピルバーグ
131×0.715 98.7
編集
主演 ヘンリー・トーマス S10×3
助演 ロバート・マクノートン A9
脚本・ストーリー メリッサ・マシソン
S10 ×7
撮影・映像 アレン・ダビュー
S10
美術・衣装 ジェームズ・D・ビゼル
A9
音楽 ジョン・ウィリアムズ S10
人間と異生物に間に生まれる情が魅力的
少年が地球に取り残されたエイリアンを自宅で匿う話ですが、意思疎通ができないはずの生き物と心を通わせていくストーリーは個人的には大好きです。
シェイブオブウォーターも半魚人と耳が聞こえない女性が心を通わせ恋をする話で、多くの人から気持ち悪がられる作品ですが、自分はあの話はとても神秘的だと感じたので、こういった作品には不思議な魅力がありますね。
永遠に語り継がれるSFファンタジー映画の頂点!
午前十時の映画祭15にて鑑賞
本作は中学2年の時に初公開され、クラスメート数人で観に行って全員 大号泣した良い思い出があります
以来、たぶん数年に1度ぐらいの頻度で何度も観て来ていますが、年齢や立場が変わろうが毎回 同じように感動させられ涙する、自分の中では大傑作映画の中でも頂点に位置する作品です
初めから最後まで全く無駄なシーンを感じず、完璧に洗練された脚本と演出のストーリー展開には毎回感心します
さらに毎度、巨匠ジョン・ウィリアムズさんの劇伴で全身の鳥肌が総立ちになる感動を覚え大満足に浸る、正に世界の映画史に刻まれる名画中の1本と思います、今回も素晴らしかったです
特に大好きなのは同じ感想の人も多いかと思いますが、ラストの20分ぐらいですかね
、E.T.を仲間が迎えに来る所まで送り届けるため、主人公たちがBMXに乗って繰り広げるチェイスバトルは圧巻の名シーン、さすが『激突』や『インディ・ジョーンズ シリーズ』を生み出した監督、カメラワークと編集そして音楽なにもかもがパーフェクト、そして最後の最後は何度観ても涙ものです
今回、相当な年月ぶりに劇場で観ることができました、やっぱり劇場での迫力と没入感は自宅とは全く次元が違います
午前十時の映画祭、素晴らしい企画上映に大感謝、ずっと続けて欲しいですね
映像美という幻想
子供達がすごい
なんて作品なんだ‼︎‼︎
『"ET"って、こんなに面白かったのか‼︎』
この映画を初めて観たのは中学を卒業したばかりで、アメリカに留学する前で確かタコマ市の映画館だったと思う…。未だ英語もよく分からず鑑賞したのだった。でもとても面白かったのだけ憶えている。その後、大人になってから何度か見た筈だが、、、歳を重ねてそれもテレビの地上波で鑑賞して…こんなに感動するとは…なんて作品なんだ⁉︎
この頃のアメリカは未だまだ大変おおらかで人々に余裕と優しい心があったのだ…。。
素晴らしいのはやはり全編にわたって演出の素晴らしさが飛び抜けています。あらためてスピルバーグ監督の凄さ、飛び抜けた才能を感じずにはいられない。
宇宙人の子供を描き、宇宙人を優しい友達のような存在として表現したこの作品は画期的であり現在に至ってもこれ程面白く素晴らしい映画は生まれていない。唯一無二であり童話のような作品である。そしてこの作品は全ての大人が観るべき映画なのである。まだ今でも少年少女の欠片が少しでも残っているなら、大人の殺伐とした心にも響くはずだ‼︎
公開当時
カエル
カエルが苦手というか、本当にダメなんです。
特にこれに出てきたようなのが。怖いんです。見られないんです。
だから初公開時から今まで一度も観返していないんです。
(ET🟰ユニバのETライド)
今回、午前十時の映画祭を応援するためにも意を決して観に行きました。(せっかく閉館した劇場から引き継いでくれたのに午前十時の映画祭ほとんど観客いないんです。さびしい。)
蛙のところは目をつぶってました。
面白かったです、というか実によくできている。
子ども向け・ファミリー向けな内容なのに全く手を抜いていない。説明セリフなんて一切ないのに登場人物一人ひとりの状況がすごくよくわかる。
エリオット、お兄ちゃん、妹(かわいいドリュー・バリモア)、ママ、博士、いじめてたのに最後協力してくれる悪ガキたち。そしてET。
ジョン・ウイリアムスの音楽も最初から全開。
無駄なところがひとつもない。
(今ならあれもこれも詰め込んで3時間くらいにしちゃうんだろうな)
十五夜の日に観られたのも幸せ。
午前十時の映画祭ありがとう。
ラスト15分は一番好き
I'll be right here(イツモココニイルヨ)
1982年公開作品
およそ20年ぶり3度目の鑑賞
初回はVHSレンタル(地元TSUTAYAの前身サンホームビデオ※自宅から1番近かったが数年前に閉店)で2度目はTSUTAYAレンタルDVD
2025年映画館鑑賞91作品目
9月28日(日)イオンシネマ新利府
午前10時の映画祭特別料金1100円
監督は『激突!』『ジョーズ』『ジュラシック・パーク』『マイノリティ・リポート』『ターミナル(2004)』のスティーブン・スピルバーグ
脚本は『リトル・ヒーロー』『マジック・ボーイ』『BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』のメリッサ・マシスン
ETとは「Extra-Terrestrial」の略
地球外生命体
資料によると
当時の歴代全米ならびに世界興業収入記録1977年の『スターウォーズ』を抜いて1位(1993年に『ジュラシック・パーク』が更新)
日本では1975年の『ジョーズ』を抜いて1位(1997年『もののけ姫』が更新)
アカデミー賞では作曲賞と視覚効果賞と音響賞と音響編集賞の4部門受賞
宇宙船に乗り遅れた宇宙人の1人と地元住宅街の少年たちの宇宙船が迎えに来るまでの交流を描いた作品
ETは胸が真っ赤に光る
ETは念力が使える
自転車少年が飛ぶ場面はいずれも名シーン
ETのテーマなのか音楽がとても素晴らしい
交流を深めることによってETとエリオットの感覚が一体化する
自宅のETがビールを飲むと学校のエリオットは酔っ払い
解剖の授業に反対しカエルを一斉に脱走させるエリオット
TV映画のキスシーンを見たETに影響を受けて学校で好きな女子(のちのヌードモデル)にキスをするエリオット
ETはどう見ても全裸だが知能は高くエリオットの自宅のものをかき集めて宇宙船と交信する機械を作ってしまう
英語だってすぐに覚えてしまう
ハーバード大学の人たちだって集団ストリーキングするわけだから全裸と知性は全く関係ない
地球からの宇宙へのメッセージだって男女とも全裸だし
ハロウィンでみんながコスプレをするシーンも良い
住宅街でヨーダのコスプレをする街の住人の子供?にETが親近感を懐くやり取りも良い
女装するETも良かったな
ほしい
自宅にミニチュアを置いて眺めたい
ハロウィンの夜に宇宙船との交信後に川沿いで真っ白になって発見されるショッキングな姿のET
そして政府機関に捕獲され医療行為を受けるも死んでしまうも死んでいない
宇宙船がETを迎えにまた山に戻ってきた
少年たちと別れを告げるET
地球を去った宇宙船は虹を作る
ぶっちゃけ冒頭のETの動きは今の技術からするとちゃっちいがそこは1982年だから大目に見てほしいものだ
リメイクしてこれ以上のものが現代のハリウッドで作れるかというと甚だ疑問
なんといってもエリオットをはじめ子役たちの高い演技力に尽きる
特に白いETの一連のシーンが抜群に良い
それが大きな感動を呼ぶ
この頃のドリュー・バリモアは可愛い
ETを初めて見て驚くシーンが特に可愛い
それが大人になったら憎たらしいしゃくれになるのだから悲しい
別にロリコンじゃないけど違いすぎないか
近藤春菜の子供の頃なんてそのまんまなのに
まあいいけど
少年たちが乗っていた競技用自転車BMXは大阪の会社がつくった代物
ママチャリのようなカゴはETを入れるため映画用に追加された
直接関係ないがやはり誇りに思う
若干の違和感を覚えたがそれもそのはず
これはオリジナル版の4Kではなく大幅に修正された20周年特別版の4Kじゃないか
テロリストがヒッピーになっているし
スピルバーグが最悪と嘆き後悔した方
オリジナルと特別版が混ざっているのかな
詳しいことは知らない
配役
ETと初めて交流した地球人の10歳の少年で兄からはパシリ扱いにされ兄の友人からは小馬鹿にされているエリオットにヘンリー・トーマス
マイケルとエリオットとガーティーの母親で夫は愛人を作りメキシコに住み別居中のメアリーにディー・ウォレス
エリオットの兄で弟を小馬鹿にしていたがETとの出会いで協力的になるマイケルにロバート・マクノートン
エリオットの幼い妹でちょっと生意気な性格のガーティにドリュー・バリモア
マイケルの友人のグレッグにK・C・マーテル
マイケルの友人のスティーブにショーン・フライ
マイケルの友人のタイラーにトム・ハウエル
E.T.の声にパット・ウェルシュ
宇宙人担当の政府関係者の「鍵の男」にピーター・コヨーテ
エリオットとキスをするクラスメイトのプリティ・ガールにエリカ・エレニアック
カエル解剖実験の準備を児童たちにやらせていた理科の先生にリチャード・スウィングラー
40年以上たってもやはり名作
初上映から43年、映画館では初めて見ました。
名作と呼ばれる作品でも、実際映画館で見てみると、自分には案外響かないことも少なくないです。公開時の社会背景込みでリアルタイムで見るのと、時代も変わってタイムラグありで見るのとでは、受け止め方は同じにならないためでしょうか。年月とともに個人的な好みが変化していることだけではおさまらない気がします。
とはいえこの作品は、年月を経ても間違いなく名作だと思いました。内容については今から私ごときが書くことでもありませんので控えますが、他の方のレビューコメントを読むのが特に興味深い作品だと思っています。
蛇足になりますが、エリオットくんの熱をはかるのにチラッと登場する水銀式の体温計。さすがに40年以上たった世の中からは絶滅してしまっていて、時の流れを感じてしまいました。もう何十年間かたったら、体温をはかる道具だということさえもわからなくなるのかもしれません。
エリオット君とETの友情
アメリカのある森に宇宙船が飛来した。しかし、人間たちが迫ってきたため、宇宙船は逃げるように飛び去ったが、その際に1人の宇宙人が取り残されてしまった。森のそばに暮らす10歳の少年エリオットは、その宇宙人を家に連れて帰りかくまった。兄と妹に口外しない事を約束してもらい、一緒にE.T.と名づけた宇宙人と交流を深めていき・・・さてどうなる、という話。
エリオットたち子供とETの交流なんだけど、人間が持っていない能力があり、知能ももしかしたら人間より高い宇宙人が居たら・・・そんなSFヒューマンドラマ、って感じで面白かった。
公開時にも観に行ったはずだが、すっかりストーリーも忘れてたので新鮮に観れた。
自転車が空を飛ぶシーンが有名だけど、昼も飛んでたんだと改めて認識した。
良かった。
NHK BS 4Kにて
数え切れないくらい聴いたジョン・ウィリアムズの音楽。映画は多分3回目の鑑賞。
日本公開当時、ハロウィンを知らない子供の私は「なんで仮装してるのか」疑問だった。お兄ちゃんの頭に包丁が刺さっているのも不思議で、子供だけで夕方に出かけるのを母親が許すのも、外に出たらナンカ見た事がある小さな宇宙人(後でヨーダと分かる)がいたりと「コレがアメリカなんだなぁ、多分」と思ったもんだ。特に自転車、
何年か経ってテレビで見たときも、エリオットや兄マイケルの目線で観てたが、今回は大人達の目線での鑑賞となった。
「エリオット、騒ぐな。大人達の言う事を聞くんだ。」とか「仮死状態になったETは死んだフリなのか」とか考えてしまった。
スピルバーグは『JAWS/ジョーズ』の記録を自ら塗り替え、当時、世界興収NO.1という驚異のヒット作となり、アカデミー賞 作曲賞・視覚効果賞・音響賞・音響効果編集賞を受賞。
ついにE.T.を見ました!
映画史上に輝く名作「E.T.」
あまりにも有名なので自転車が空を飛んだり、少年とETが指先を合わせるシーンやおおまかなストーリーは知っていました。
しかし、全編を通じて見たのはテレビ劇場を通じて初めてです。
見れて本当に良かったです。
午前十時の映画祭には本当に感謝、そして森高千里さんにも感謝!
それはラジオの番組で彼女が大好きな映画が「E.T.」だと仰ってたので、彼女のファンである私は絶対見なきゃと思い、今回の映画祭を心待ちにしていたのです。
まず良いのが、初めて出会ったとき驚きでお互い悲鳴をあげますが、見たこともない未知の生物に対する少年エリオットの好奇心とETを家にかくまうことを決めた勇気。
少年の純粋な心だからこそ、ETと心を通わせることができたのでしょう。
兄と妹も一緒になってETと仲良くなる姿。
一方の大人は捕獲して実験台にしようと防護服や武器を手に警戒しながらETに迫ってくる。
子供たちと異星人の交流を描いたSFファンタジーではあるが、なぜ子供たちはETと心を通わせることができたのか。
それはETを友達だと信頼し、彼のことを理解しようとしたからに他ならない。
このテーマが多くの人々の心を打つのだと思います。
人間同士ですら理解し合えず、信頼し合えず、武装し戦争を続ける世界の中で、ファンタジーとはいえ異星人との絆を育む子供たちがとてもまぶしく、たくましく見えました。
スピルバーグ監督、ありがとう!
素晴らしい映画でした。
優しさに胸打たれる名作
映画館で何十年ぶりに観たが、最初の10分くらいで涙が溢れてきた。こういう作品を作れるスピルバーグは素晴らしい。ネタバレになるが、登場人物全てが未知の生命体を無条件に肯定して愛している。絵空事とうがった視点から捉える余地ないほど、子役達の表情に心打たれる。ジョン・ウィリアムズのオーケストラ音楽も映画館では圧倒的で、喜びに満ち溢れて空に翔びたたせてくれる。幸せを感じられる名作。
久しぶりに見たけど良かった。
今回初めて劇場で見ました。やはり映画向きな映像だと感じた(当たり前か)。4Kは良いね。
此の前ETを見たのはいつだろう?TVだけど40年近く昔だ。もう大まかなストーリーの流れや自転車で逃げる所、宇宙に帰る所位しか覚えていない。
彼らの父親がメキシコに行った事も仕事だと思っていたけど改めて見ると違うよな。仕事かも知れないけど多分愛人連れ。そんな家族の複雑な関係いらないから、などと不覚にも思ってしまった。
今の時代に改めて見直すと80年代のアメリカの普通?より裕福な家庭や団地の町中の様子も面白かった。
ETも自分の記憶ではもう少し小さな感じだったけど改めて見ると結構大きかった。当時は本物ぽく見えたETの人形?も作り物って言うのがわかってしまうなあ。今はリアルなCGだけど実際に作った人形だもんね。
鍵ぶら下げた怪しい政府の人もそんな悪い人じゃ無かった。
エリオットのお家が結構裕福っぽくて色々な物に溢れているし、自家用車がアウディだったり色々あったんだろうけど結構いい生活していたり、エリオットのお兄さんがアメフトやっていて自動車はバックしか運転できなくて免許まだ持ってなかったり(カリフォルニアは仮免で16歳からだっけ?)。
今にして思えば感染症対策の色々な設備や防護服の着方もかなり大雑把に見えてしまいコロナ禍の本物との違いとかも。
どうでも良いような事が時代背景の違いなども含めて随分時間が経って気になった。
色々変わったなあってのが懐かしくなった。
物語自体は今更語るまでも無いだろう。
迷子になった宇宙人(ET)を家に匿って宇宙に帰りたいから手伝った。その間のETとの関わり、家族との関わりの物語、それで十分だ。
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