E.T.のレビュー・感想・評価
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【地球外生命体E.Tと少年の交流を描く80年代SFヒューマンファンタジー映画の逸品。今作は、不惑の年代以上のモノには忘れられないシーンが満載である作品でもあるのである。】
■年代的に、映画館では観ていないがTVで観たモノである。
そして、今作の魅力は地球外生命体E.Tを善なるモノとして描いている所と、彼と心を通じたエリオットを始め、少年達が必死にE.Tを助けようとする姿であろう。
◆名シーンの数々<Caution!内容に触れています。>
・何らかの理由により、地球に置いて行かれたE.Tをエリオットが見つけ、自宅に匿うシーン。
E.TはTVや漫画で文字を覚え、カタコトの言葉を話す様になる。
・E.Tをエリオットが自転車の籠に入れて、煌々と光る月の前の空中を飛ぶシーンは、誰でも知っているのではいかな。
・更にE.Tは独特な長い人差し指で(先頭が光る。)、エリオットの指先の怪我を治すシーンも忘れ難い。
■E.Tがエリオットたちが集めたガラクタで通信機を作り、故郷の星と連絡を取るシーンや、瀕死のE.TをNASAの科学者が介抱するも、死に至る過程からのE.Tの胸が光り蘇生するシーン。
そして、E.Tを少年たちが再び自転車の籠に入れて逃げるシーンで、少年達の自転車が大きな夕日をバックに飛ぶシーンも忘れ難い。
・勿論、ジョン・ウィリアムズのメインテーマが今作に至福なる余韻を与えている事も、忘れてはいけない。
<エリオットたち少年達と、E.Tの別れのシーンも切ないが、名シーンであろう。迎えに来た宇宙船の前で、E.Tは”イッショニ・・。”と言うが少年たちはE.Tの生命の象徴である咲き誇る菊の花を持って別れるのである。
今作は、80年代SFヒューマンファンタジーの映画の逸品なのである。>
■今作でも一瞬登場するヨーダとE.Tが似ていると思うのは、私だけだろうか・・。
素直に感動
実は今回、初めての鑑賞。
金曜ロードショーで放送すると知り、それなら生涯1回くらいはこの不朽の名作といわれる超有名作を試してみようと思い録画してみました。
子供たちの素直さ、柔軟さ、ラストの、ずっと記憶(心)にいるよという台詞の温かさ。
ところどころに散りばめられたクスッとなるシーン、かの有名な自転車のシーンなど、うん、やっぱり素晴らしかったです。
40代も半ばになろうという大人ですが、いつまでもこういう作品に、素直に感動出来る心を持っていたいなとも思いました。
観られて良かったです。
トモダチ
"金曜ロードSHOW!" で2回目の鑑賞。
名匠スティーブン・スピルバーグ監督による、SFファンタジーの名作中の名作。映画ファンならば、是非とも一度は観ておきたい作品ではないかな、と…。感動した!
私が知る限り、めちゃくちゃ久しぶりの地上波テレビ放送じゃなかろうか。しかもゴールデンタイムに。8年前にDVDで観ましたが、テレビで観るのは初めてでした。
エリオット少年とE.T.の温かな友情が胸に染みました。E.T.を自転車の前かごに乗せて満月をバックに空を飛ぶ名シーンが飛び出したら、E.T.を宇宙に返すために少年たちが大人を相手に大奮闘するシークエンスへ突入。良質なジュブナイルの魅力に溢れたストーリーに心を鷲掴みにされました。
[余談]
最近の「金曜ロードSHOW!」マジで有能。これからは最新の大作映画から往年の名作まで幅広くラインナップするように放送方針を転換していくとのことで、以前の「金曜ロードショー」のようになってくれることを期待します。
[以降の鑑賞記録]
2022/05/14:土曜プレミアム
※修正(2024/02/16)
よかった
中学生の時に映画館で見て以来、40年ぶりに見た。指を合わせる場面が、いつあるか、ここかと思ったら全然指を合わせなくて、合わせないまま終わってしまった。そんな場面はなかったことに驚いた。
「ETゴーホーム」も言わなかったような気がする。
エリオットとETがなぜ心や体調がシンクロしたのだろう。ETは一度死んでなぜ復活できたのだろう。けっこういい加減な話だった。
ドリュー・バリモアがETを見て絶叫するのがよかった。
「ETがだんだんかわいく見えるようになる」と当時言われていて、オレはそうでもなかったのだが、改めて特に魅力を感じなかった。不格好で、嫌いではないけど、特に好きでもなかった。
お父さんは若い女とメキシコに行ったのだろうか。お母さんは子どもを3人も抱えて大変だ。しかしその割に暮らしぶりは豊かだった。卓球台を置く部屋があって、モトクロスは2台あって、車はアウディで大きな犬も飼っている。大きな会社に勤めているのだろうか。
モトクロスの無双っぷりがすごかった。あんなふうに飛び跳ねて走り回れたらさぞ楽しいだろう。あんまり関係ない友達も空を飛べてよかったね。
子供の頃の気持ちのまま
E.T
the extra terrestrial
リバイバル公開
朝から観に行きました。
(AM10:00のみ)
TOHOさんのいくつかで公開してくださっているのですが、
新宿はすぐ売り切れてしまったので、
錦糸町のTOHOさんへ。
1982年公開の作品ですが、
父親に連れて行ってもらって、
初めて映画館で観賞した、
実写映画だと記憶しています。
小学生でした。
観ながら、色々思い出していました。
何度も泣きました。
E.Tがたまらなくいとおしくなりますよね。
子供の頃のピュアな気持ち。
しかし、当日は素直に泣かずに、いつも我慢していました。
だからある意味、今の方がピュアかもしれません(笑)
しかし、観ながら、小学生だった自分や家族の事を思い、そして映画のストーリーに夢中になり、技術は今の映画とは違いますが、むしろそれが良いし、違和感もないです。映画自体は、本当に面白くて、本当に素晴らしかった。音楽も最高です。
自転車が飛ぶシーンのあの胸踊る感動は、何度見ても最高です。
今の時代に、こうして再び、大きなスクリーンで公開していただけ事、本当にありがとうございました。
字幕で、当時から、ずっと覚えていた言葉。
ET ウチ デンワ。
一生忘れない。
本当に幸せな時間でした。
普通に泣いた
午前10時の映画祭で鑑賞。
ひょんなことから地球に取り残されてしまった宇宙人と彼を偶然発見した少年エリオットの話。
初めは宇宙人に驚く少年だが、徐々に親交を深めていく。
最後の別れは涙なしでは見られない。
エリオット達が存在を隠し続けていた母親も最後にはETの存在がわかり、涙していたのにも泣けた。
主人公の家族が全員美男美女。 どうでもいいことなんだけどさ。 それ...
主人公の家族が全員美男美女。
どうでもいいことなんだけどさ。
それがすごく素敵。
でかい要素ですよ私の中では。
まぁ有名ですし、そりゃ感動するだろうなとは思った。
やはり感動した。
お兄ちゃんいい人だし、妹可愛いし、お母さん素敵。
お父さん素敵。
不良たちも最後、超良い人。
・・・
お父さん、「僕もE.T.を助けたい。10歳の頃からそう思ってたんだ」
と言っていたけど
そこをもっと詳しく、って感じだったかな。
偶然波長が合い、共鳴する体の、E.T.と主人公。
主人公がやけに「離れたくない。ずっと傍にいて。僕が守ってあげる」と言っていたのは
そういうことだったのかもしれない。
自転車でふわーっと浮くシーンはとても感動したし、興奮しました。
全然CGっぽくない自然な編集とか素晴らしい。
いい時代の映画
今さらながら、初めて鑑賞した。
母親の知らないところで子供が大人になっていく物語。
終盤、宇宙服を着た人たちが家に侵入してくるシーンは夢オチかと思ったが、手術やETの死に急展開していって驚いた。
登場人物の感情や考えの変化が唐突で、その背景やきっかけがあまり描かれていない点が82年代らしいなと思ったが、それでも今日まで語り継がれる感動作になっているということは、当時の映画が人々の感覚に与える影響というのはとても大きかったのだなあと思った。
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