「タップダンスはなかなかも、音楽全体には流石に古臭さも」イースター・パレード Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
タップダンスはなかなかも、音楽全体には流石に古臭さも
1948年のジュディ・ガーランドとフレッド・アステアが主演のミュージカル。有名な2人ではあるが、あまり美女でも美男でも無い。フレッド・アステアに関しては老人に見えてしまった(実際は49歳)。
音楽自体は時代を感じさせられた。けれども、踊って・踊って歌っていく中で段々と二人が魅力的に思えてくるのは、スターというもののなせる技か。特に、フレッドアステアのタップダンスはなかなかで、魅せられた。当時、引退を宣言してたというから、全盛時のダンスを是非、見てみたいとは思った。
ジュディ・ガーランドに関しては、意外と踊れる。ダンスに関して大したものだという反面、もっと歌唱力は凄いイメージだったが、そこは少々期待外れ。ただ、アステアに恋する田舎出身の乙女としての可愛らしさは満点。
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