アンナ(1966)のレビュー・感想・評価
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アラレちゃんメガネは美人を隠す小道具
去年亡くなられたアンナ・カリーナ。この映画を観る限りではメガネをかけていた方がキュートでコケティッシュ。年齢も若返るし、こんなメガネがまた流行るのかもしれません。 全体的にミュージカル風。音楽もセルジュ本人が作っているのですが、歌はそれほど上手いとは言えません。どちらかというとPV、MVといった雰囲気に仕上げているのもいい。それにしてもポップ、カラフル、お洒落。そんなアンナが愛おしくてたまらなくなる作品です。
最後にやられたwww
ヌーベルバーグの映画なんでちょっと難解なところがあるけど あんまり気にしないでいいと思う。 むしろそれは全部フリでこの映画の真価は最後のシーンにある。 電車の車窓の中の彼女の物憂げな表情にやられるw 偶然も重なっているけどこのワンシーンの為にこの映画はある感じ。 あんな物憂げな表情を作れるこの女優さんはスゴイ人だと思う。 泣かされ寸前だったwww 昔の映画にアメリと言うのがあったけど あれによく似ている。 アメリのエンディングはハッピーエンドだったけどこちらは悲劇的。 恐らくアメリの原型になる映画だと思って間違いないと思う。
今年の映画初めと決めていた大のお気に入り"ANNA" (1967)...
今年の映画初めと決めていた大のお気に入り"ANNA" (1967) をシネマジャック&ベティで観賞。泣いた。 家に帰って前回1998年に渋谷日本初公開された際に買ったパンフを読みつつサントラを聴き返す。DVDも持っていたんだが誰かに貸したたまま行方不明。 所々で出てくる脇役のセルジュ・ゲンズブールが良い。 今晩は昨年亡くなったアンナ・カリーナをおもいながら『女は女である』をアマプラで観よう。
虜になりました!(2020)
昨年末、アンナ・カリーナさん御逝去の報に触れたから、と言うわけではなく。2020年の一本目は奇しくも追悼上映となってしまった「アンナ」となりました。 1966年公開の、一風変わった(俺的常識では)ミュージカル。と言うか、歌っていると言うよりも音楽に乗せて話している感じ。アンナ・カリーナは歌ってます。当時の音楽シーンがよく分からないのでビートルズを引き合いに出すと、Help! が1965、ラバーソウルも1965、リボルバー1966、Sgt.Pepper's 1967。映画を彩る音楽は、確かに同年代を感じさせるフレンチポップス。 映画の方はと言うと、美術も演出も音楽も、あらゆるものが、サイケデリック&シュール。ストーリー的にも同じく。合理性より概念的。真面目に考えちゃ負けの匂いしかしないので、こちらも理性のネジを緩めて緩めてユルユルにして、丁度いい感じに乗れます。 パリを離れて行くアンナの姿に、人気女優のために準備された予定調和を感じつつ。 何にせよ。 スチール写真では判らない、アンナ・カリーナの魅力に尽きます。ちょいダサ黒縁眼鏡と団子頭のキュートさは、動きの中で10倍になります。当時26歳のアンナ。途中、化粧の濃さが気になったりもするけれど、何をやっても、どう動いても、どんな表情をしても、兎に角「絵になる」。脱帽です。世界中の男が虜になる、と言うコピーに偽り無しです。 御冥福を心からお祈り致します。
お婆ちゃんこんなにチャーミングだったの❗️
制作当時かなり実験的なミュージカルだったのですね。どこかで聴いたことのある音楽とイケメンのアンナ探しが続きます。正体はわかるでしょうか、追跡できるのでしょうか。
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