「時の流れを感じさせる長さ〜」アンドリューNDR114 星のナターシャnovaさんの映画レビュー(感想・評価)
時の流れを感じさせる長さ〜
出てきたロボットが、当然ながら
ロビン・ウィリアムスそっくりで
その量産型ロボットが
あちこちにいると思うと怖い(笑)
最初の方はロビン・ウィリアムスの
コミカルなセリフや動きが
楽しく観られるけれど
だんだんに人工知能が感情を持つことの
難しさや怖さも感じる。
ただ、ターミネーター的な
怖いロボットになるのではなく、
人間になりたいロボットのお話。
人間とは生命とはなんだろう?
改めて考えさせられれます。
コロナ自粛の時間のある今観るのに良いかも〜。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
ちょっと長いかな〜
まあ、ロボットが人間らしい人工皮膚を手にするまで
確かに100年くらいじゃ無理なので
ロビン・ウィリアムスがなかなか生身で出られない。
だからかもしれけど人間の見かけになってからも
どうも長いがする。
自分が恋した女性の婚約パーティーを邪魔するくだりは
もうちょっと端折れたのでは?
まあ、ロビン・ウィリアムスのコミカルな面を
存分に出せるところではあるけれど〜
途中にガラテアという名の女性アンドロイドが出てくる。
ご存知の方も多いと思うけど
ギリシャ神話に出てくる女性の名前で
アンドリューと反対に、人間が彫像に恋をして
神の力で人間にしてもらった女性の名前。
そういうところでニヤッとさせられますね。
私の様にイイ歳して一人暮らしだと
アンドリューみたいなロボットがマジで欲しいわ。
看取ってくれて、後の整理をしてくれたら
別に自分に惚れてくれなくてもイイです(笑)
で、主人公はロボットで死なないから
時間の流れは200年に及ぶ。
始まりは比較的現在に近いので普通の景色だけど
年を追うごとに街の風景が未来に変わって行く。
人々の服装も未来になって行く。
その変わり方も結構、見モノです。