劇場公開日 1998年12月12日

「この手のラストシーンを持つ最初のハリウッド作品じゃないだろうか」アルマゲドン KIDO LOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0この手のラストシーンを持つ最初のハリウッド作品じゃないだろうか

2020年7月8日
PCから投稿

ブルースウィルスは馬鹿な男の役もやれれば、すごく頭のいい男にもなれる。とても優れた俳優だ。なんであの程度の顔でこんな頭のいい役、カッコつけた役が似合うんだろうと思うくらいだ。この映画の中では最初の方では結構馬鹿っぽい役で出てるのだがあるシーンがあってから急に頭が良く見える。しかし頭が良いと言ってもそれは特殊な能力なのであって基本的には頭は良くないんじゃないかという・・その辺のキャラクター設定のバランスがとても良かったと思う。この映画の持つ得意なミッション、そのミッションにおける特異なアドベンチャー。その二つがうまく絡み合い表現され盛り上がってとても面白い作品になったと思う。そしてラストシーン。日本の特撮ヒーローものやアニメではこういうラストシーンも何回か見たような気がするがハリウッドでは珍しいということで評判になった。そしてその後もこれと同じようなラストシーンの持つ映画が割と作られるようになったのでエポックメイキングとしても価値ある作品ではないだろうかな。
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タンバラライ