「アメリカ万歳大作戦」アルマゲドン 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカ万歳大作戦
思い出しレビュー21本目。
『アルマゲドン』
日本では世紀の傑作!感動の名作!…と今でも大人気だが、自分は公開時から冷めていた。
こんなの、単なるアメリカ万歳映画じゃん。
それを何故日本人が見て熱狂するのか。
まず、話が荒唐無稽過ぎる。
そもそも、何で石油採掘の野郎どもが宇宙に行く?
隕石の硬い地盤を掘れるプロフェッショナルだから選ばれたみたいだけど、絶対的な説明になってない。
面々も揃いも揃って荒くれ者、問題連中ばかり。
宇宙に行けるのは選ばれしエリートだけであって、ちょっと訓練したぐらいでこんな奴らが宇宙に行ける訳ねーじゃん。
何より鼻に付くのは、アメリカ万歳。要はほとんど、
アメリカが隕石を見付けて、アメリカだけでチームと対策を立てて、で、アメリカの父親が犠牲になって隕石破壊して、還ってきて、やった!万歳!アメリカが地球を救った!アメリカは世界一!
少なからず他の国々も絡むが、ただ隕石が落とされるだけ。
迫力はあるが、見せ場見せ場の連続で、逆に疲れる。
ブラッカイマーやベイさんやブルースの作品の中でも、今でも個人的ワーストレベル。
リアリティーとか映画なんだから…とも思うが、色々と昔から苦手。
好きな方には申し訳ないけど。
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CBさんのコメント
2022年7月15日
あはは。そうなんですけど、そう言わずに、って感じなんでしょうか。NASAしか気づかないっていう設定からして、ぶっ飛んでますからね。ホント、アメリカ万歳映画だわ。