ある日どこかでのレビュー・感想・評価
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タイムトラベルにも色々ある。この映画では、物理的、科学的なものは存...
タイムトラベルにも色々ある。この映画では、物理的、科学的なものは存在せず、哲学的、自己催眠を利用して過去を旅するのだ。どちらにしても現実ではあり得ないのだから、どんな手段でもいいのですが、このオリジナリティが素敵なファンタジーを創り上げています。観ているときよりも観終わってから涙が流れるほどの感動作だ。
ストーリー展開は、冒頭から淡々と静かに進み、とてもSFを感じさせるものではないし、エリーズへの一途な想いだけが二人をめぐり合わせるラブストーリー的展開なのです。爺ちゃんアーサーとアーサー坊やもキーパーソンとなっています。ラフマニノフの曲も効果的に使われて気持ちいい。そして、1912年という時代設定の雰囲気も見事に描かれ、キスシーンにも恥じらいと躊躇いがあり純愛を表現しています。何だか懐かしいような・・・
時を超えた恋愛、あなたにも起こりえるかも
SFでも、ファンタジーでもなく現実にあるかも知れない
年の差婚どころか世代を超えた恋愛だって世の中にはあるのだから
決してお金ではなく、心が震えるような恋愛で
その恋人達は時を超えて、お互いがもし年代が同じであったならと妄想する事もきっとあるはず
時を超えて肉体は衰え、白髪になり果てても、結局互いに結ばれる事が無くとも心は通いあったその瞬間を永遠に忘れない
時を超えて結ばれる日が訪れるのをエリーザのように死ぬその日まで胸に秘めて
アーサーを登場人物に加えることで手際よく話を進行させる脚本の巧さにはうなった
7才の彼の可愛いこと!
ホテルのレストランのシーンでベニスに死すのパロディがあり大笑いしました
時計
音楽同様にロマンティックな印象を持ってたんですけど、最初の老婦人が客席にいるシーンからあらまぁ実は結構ホラーだったw タイムトラベルの手法とか安直ではありますが、クラシカルな雰囲気は素敵。ラフマニノフとジョン・バリーの音楽最高。
300作目はこれと決めていました。世界的にファンを持つ隠れた超名作...
300作目はこれと決めていました。世界的にファンを持つ隠れた超名作。
一目惚れってありますよね。
それが運命の人だったら。
そしてそれが時を超越したものであったとしたら。
SFであり、ファンタジーであり、そして壮大な恋愛映画でもあります。こんな素敵な作品は他にありません。
ヒロイン、ジェーン・シーモアが抜群に美しい。学生時代の我が女神に似ているという私的事情もあり、主人公リチャードと共に私も恋に落ちてしまいました。そして彼女に時代を越えて会いに行くなんて、なんてロマンチック。さあ二人の恋の行方は。
ラフマニノフの音楽もこの映画にぴたりと調和してなんと心地よく響くことか。
個人的な偏愛もありますが、この隠れた名作、世界的ファンクラブがあったり、ロケ地では毎年のようにイベントが開かれたりと今に至るまで色褪せぬ作品。
なんと5月10日にBS放送される予定。それより先に何としてもこのレビューを書きたかった。なんとか、間に合いました。
どうかこの名作、ぜひご覧ください。
これが本当の愛なんですかね?
愛は理屈を超えたところにあるはず…ということで、
恋愛映画は理屈がぶっ飛んでてもあまり気にならない。
というわけでこの映画の主人公は、
50年以上前の肖像画の女性に一目ぼれし、
タイムスリップして会いに行く、と。
本当の愛というものがあるとして、
何が一番の敵かと言われれば多分、時間なのだろうから
表現方法としてタイムスリップを選んだのは上手い。
素晴らしい音楽、演出、雰囲気、演技があわさってかなり引き込まれる。
話が面白いというよりは、その瞬間瞬間にグっとくる映画。
ラフマニノフのラプソディ♬
静かな感動を運んでくれた作品です。時空を旅したりタイムスリップしてしまったりと、同じようなテーマのラブストーリーは数あれど、自分の意志で四苦八苦して、過去へと時空を飛び越えた主人公はそう、いないはず。一途な彼の想いはどこまでも果てしなく、それに答える美しき過去の舞台女優も清らかで恋する喜びに輝いていた。
「贅沢な愛」という言葉がぴったり来る。ストーリーに添えられた音楽も景色も贅沢。心満たされたい時におすすめの作品です!
せつない
『スーパーマン』のクリストファー・リーヴ主演です。
彼は今、天国にいます。一人の人間として、誠実に生きた人だからこそ、現実にはありえないお話の主人公として、その真摯さに心を打たれるのでしょう。
若い人に、観て欲しいですね。
運命の人との出会い…この世で巡り会えたことをもっともっと大切にしなくてはと思える映画です。
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