アリスの恋のレビュー・感想・評価
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アメリカ民主党支持者の本音?
こんな町で黒人が働けて、黒人が家族で卓を囲める様なレストランはない。
カーボーイハットに黒人の家族は似合わない。
また、暗殺されたケネディ兄弟の絵を飾るなんて、センスが異常過ぎる。
(兄の暗殺しか報道されないが、ロバート・ケネディの事件もかなりショッキングな事件だった。何故この事件は余り報道されないのか?)
それは兎も角、
ベトナム戦争が終わった年に公開された様だが、果たしてこの映画は何を言いたいのか?
人物設定も時代設定も状況設定も破綻しきっている。
泣いて良いのか?笑って良いのか?怒って良いのか?こまってしまう。
この映画を見て、何一つ感動出来ない私が異常なのだろうか?
イヤハや、
あの感動一つ出来なかった『名作』と言われる映画が『迷作』だと、私は確信が持てたと感じている。この演出家とこの演出家の周辺の役者は、もう懲り懲りと感じている。
あの『タクシー○ライバ○』もそうだが、我が良き青春時代に、こう言った映画見なくて正解だった。
この年齢になって改めて思う。『名作』と言われる『迷作』が沢山あると。
しかし、
それを見なければ確認出来ない自分が悲しくなる。
あまりにも『迷作』が多すぎて
『PLAN75』まで時間が足りない。
これが恋?
若い頃は歌手を夢見ていたという平凡な主婦アリス、事故で夫を亡くし難しい年頃の息子をかかえて故郷へ向かうことに・・、醒めきっていた夫婦関係からか夫への未練は感じられない、困ったことに男運が悪いのに男好き、世間はそう甘くはないと気づくのだが考える暇もなく流されてゆく。昔観たときは若い牧場主に求愛されハッピーエンドと喜んでいた、歳をとると不純になるものでアリスのこれまでの男運の悪さを考えると彼の愛が本物かどうかはセリフだけでは俄かに信じ難い。
大音量のロック、下品なジョーク、万引き、飲酒と子供にヒール役をやらせるのは何故だろう。
既成概念、綺麗ごとを嫌うスコセッシ流の演出は当時はインパクトがあったのだろうが今ではそれが当たり前の残念なニュースばかり、生活臭や獣臭が強く映画にしてまで観るのは正直辛い。
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