劇場公開日 1963年6月8日

「渋すぎる」アラバマ物語 fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0渋すぎる

2020年4月27日
iPhoneアプリから投稿

一言「これは見ておいて損はしない」。

◎よかった点◎
・グレゴリーペックの裁判物と思って見始めたら。
半分以上は子供目線の話だったのが、意外性あり。

・その裁判物としても、斬新な展開があり。
黒人が裁判を傍聴しようとしても2階だけ。
「弁護うまいよな」と思った裁判結果も、1930年代という世相を写していて。
ちょっとビックリ。そうきたか。

・なぜ子供目線だったのだろう?。
それはどんな時代であれ、子供はやんちゃだし、父親は子を愛する。
悲しい時代を語るためには、その目線が必要だったのかも。

△いまいちな点△
・130分ちょっとの尺、もうちょっと考えれば100分くらいにコンパクトにできたかな。
若干だらっとした感はあり。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
(なぜ黒人を弁護するの?の娘の問いに)「弁護しなくては、心に誇りが持てないからさ」by父。

ゆき@おうちの中の人