アライバル 侵略者のレビュー・感想・評価

寒がりのエイリアンが移住の為に地球温暖化を企てているという突飛なプロット、地球人に化けるのは古典的インベーダー調、おまけに立ち向かうのは電波天文学者のチャーリー・シーンだけというチープさ。
エイリアンも気候学者の暗殺にサソリを使うとか、バッタのように跳ね回るだけで怖さ、凄さはあまり感じない。
チャーリー・シーンも顎髭にメガネをかけて別人の様だが、さすがにB級SFの馬鹿げた役なので素顔では恥ずかしかったのでしょうかね・・。

マーズアタックみたいな直接の攻撃をしてくる侵略じゃなくて、地球人になりすましてジワジワと侵略する賢い系宇宙人との攻防。設定などは良かったが見せ場が少ない。ジャンプ力が凄いある宇宙人が地球環境を破壊しようと着々と計画を進めていた。それに気づいた者は事故に見せかけて殺される。はじめに出てきた環境調査の女性良さげなキャラだったのに即退場となり残念。

何とか証拠動画を撮影してそれを世間に公表しようとするのとか、地球を攻めるも守るも地味な戦い。さいごのほうは普通に肉弾戦というか殺し合いみたいにもなるが。
一人でよくがんばりました、偉い。

すでに地球に到着していたエイリアンは人間に化け、着々と人類を滅ぼす準備をしていた。
これを知った主人公（チャーリー・シーン）は一人で戦いを挑む。
頼りにならない主人公だけど、地球温暖化の原因が・・・。

地球には、すでに宇宙からの侵略者が沢山いて、温暖化で地球を征服しようとしてるのを、たまたまチャーリー シーン演じる研究者が発見し、なんとか阻止しようとする。

身近な組織をなんとか阻止したが、敵はまだまだいっぱいいて、それを世間に拡げようと、最終的にメディアテロ的に布教をめざす展開は、斬新で面白かったけど、その10分の1で作られた続編が、ちょっと台無しにしてる。