アメリカン・グラフィティ2のレビュー・感想・評価
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激動の時代
前作はベトナム戦争に突入する前の明るさに満ちたアメリカを描いていましたが、今回はまさに戦争中の激動の時代が舞台となっていて学生運動の様子なども描かれていました。また登場人物の境遇も様々で、その中からアメリカの家族感やジェンダー、ドラッグ、フリーラブ、兵役などの問題がストーリーに内包されていて、シリアスというよりはコミカルなタッチでストーリーは進んでいきます。1960年代という随分昔の話で激動の時代であり、登場人物はみないろいろな生き方をしているんですが、それぞれなんとか幸せになろうと生きていて、そういう点では今も昔も変わらないのだと思いました。
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