劇場公開日 1993年2月20日

ア・フュー・グッドメンのレビュー・感想・評価

全17件を表示

5.0それぞれの矜持。それぞれの誇り。その行方。

2024年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

興奮

知的

萌える

冒頭。はっきりとは見せぬ襲撃。
そこからの、
一糸乱れぬ、海兵隊員のデモンストレーション。見事。
デモンストレーションの美しさを印象付ける。

登場人物それぞれの誇りをかけた生き様が交錯する。
名セリフとして名高い「お前に真実は判らん!」。
この事件の”事実”は明白。証明が難しいだけで。
だが、”事実”≠”真実”。
キャフィーの知りたがる”真実”と、ジェセップの生き様をかけた”真実”とは次元が違う。
そして、ジェセップは己が信じる”真実”は、世の中・治安維持・国家防衛の点で、それこそが”真実”と思い込んでいた。

という社会的には何が”正義”かと問う問題作であると同時に、
チャラ男・キャフィー中尉の成長譚。
 この時期、チャラ男から一本筋の通った男になるという、こういう役が多かったトム様。でも、微妙に一人一人違う演じ方。すごい。
 超有名な人権法律家の父を持ち、それとの確執?も微妙ににじませる。どこに行ってもついてくる父の名声。キャフィー自身もハーバード・ロースクール出身で、目端の利く頭の回転の切れの良いエリートなのだが、父に比べれば…。父に憧れつつも、父に及ばない自身への失望もチラ見せしつつ、AD/HDかというような粗忽さもあり、頭の回転と口のうまさを最大限に発揮して、小手先の方法で業績を上げる。野球>仕事への熱意(父に対する自己卑下による逃避?)。それが…。自分が海兵隊から、ある目的をもって利用されていると気が付いてから…。さあ、どうでるか。長いものに巻かれろでもいいはずなのに。それが処世術にたけたエリートの対応のはずなのに。
 びびりながらも、自身の軍事法廷・懲戒免職をかけた賭けに出て、ジェセップ大佐に食いついていくキャフィー中尉。ジェセップ大佐の自負心(虚栄心とは表現したくないジェセップ大佐の生き様をニコルソン氏が演じる)を煽りながら。裁判官・検事・陪審員はすべて将校。社会通念・正義よりも、軍の通念・正義が通る軍事法廷。圧倒的に不利な状況の中での、その果て…。圧巻!
 何が、キャフィー中尉をそうさせたのか。単なる正義感とは思いたくない。ドーソン兵長の生き方に感化されたように思う。それでも、「命令されたから」で命を失った兵士の理不尽さにも怒りを覚えて。高潔な、人を思いやることのできる兵士が犯す罪。なんともやるせない。だからこそ、ラストのやりとりに繋がるのだと。

ギャロウェイ少佐。
 己の信念・正義感に基づき、突き進む。キャフィーのお尻を叩く役。わがまま~。同僚に居たらやりにくそう。これだけお尻を叩きまくって、いざとなると…。キャフィーを心配しているとも見えるが、なら最初からお尻叩くな!彼女がいないと話が進まないが。
 ムーアさんの映画はまだあまり見ていないが、この信念の女性具合が、鼻につきそうな一歩手前で、美貌と合わせて、くらっと来てしまう。初デートでカニ料理のチョイスも少佐らしい(笑)。

ウェインバーク大尉。
 風船のようにつかみどころのないキャフィーのお目付け役。お目付け役なのだから、海兵隊上部の意図から外れていくキャフィーを引き戻してもよさそうなのに、同じ方向で協力。自身の出世には影響しないのか?裁判自体への貢献は、この映画の中ではあまり描かれておらず、いなくてもと思ってしまう。だが、キャフィーとギャロウェイだけだと迷走しそうな中、ウェインバークがいるだけで、チームとして地に足がついている雰囲気が出てくる。「弱いものいじめは嫌いだ」から被告のことを嫌っているのに、それはそれ、職務は職務と言うところが、プロとして矜持。知的だなあ。
 ポラック氏の映画もこれ以外ほぼ見ていないが、この存在感に唸ってしまう。親馬鹿ぶりも和む。

検事・ロス大尉。
 演じるのはベーコン氏。最近の癖のある役から、物語の進行に、何かやらかしてくれるのではないかと勝手にドキドキ。でも、キャフィーとの関係性に安定感を醸し出しつつも、検事と弁護士という立場の違いからくる攻防にハラハラしと、物語に華を添える。ウェインバークとはまた違った安定感。それでいて、キャフィー同様の頭の回転のキレ、冷静さ。この映画の中では、チャラ男キャフィーよりもスマートなエリートで格好良い男。好演。ジェセップの衝撃的な証言の後の目の泳ぎ方も見もの。

ダウニー一等兵。
 自分で考えることを放棄してしまった兵士。たまたま心酔できるドーソン兵長に出会ったから、そうなったのか?命令に従っていること。それが彼の矜持と言うのが悲しい。
 そんな小物感と、小物なりのプライドを、しっかりマーシャル氏が演じている。

マーキンソン中佐。
 ジェセップ大佐と己の矜持との板挟み。その結果…。
 温かみと、元諜報員の不気味さ。指揮命令系統を重んじる軍人としての矜持と、人としての矜持のせめぎあいの中…。中間管理職の悲哀。ウォルシュ氏好演。
 上司を告発するなんて軍人としてはあり得ない。けれど、人として暴挙を止められなかったことに対しての自責。裁判がキャフィーたちに有利に進むかと見えての、この顛末。その後のキャフィーの行動が、どんなに無謀なことなのかを印象付ける。

ケンドリック中尉。
 演じるのはサザーランド氏。拝見するのは『スタンドバイミー』と今作くらい。激情型のお兄ちゃんが、今作では、ねちっこい蛇のような役で、敵役を一気に引き受ける。好演。

と、出演されているすべての方を称えたいが、やはり一番の怪演はジェセップ大佐を演じるニコルソン氏に尽きる。
 パワハラの権化。権力に取りつかれた男ともいえるが、単なる権力亡者ではない。
 紛争がいつ起こっても不思議ではない国境の警備。その緊迫感がヒリヒリと伝わってくる。その一線を死守する覚悟。それゆえの感覚の麻痺。善と悪の混乱。指揮系統の乱れ→国の安全の崩壊・部下の全滅くらいに、その責任を得負っていたのであろう。
 ぬくぬくと安全圏にいて、美味しいところを引っさらっていくエリート(キャフィー父子が代表)への反発。国を動かしている意識の高い系のエリートに対して、命を張って国を守っているのは自分たちだというゆるぎない自負。裁判長やロス大尉の助け舟さえ、自身の仕事に対するけなしとしてしまうほどの強靭なる信念。単なる悪役ではない。
 法廷での証言の後、周りの反応が変わったことへの戸惑いのシーンが秀逸。職務を遂行したと称賛され、皆首を垂れるのが当然と思っていたことからの混乱。この方にしか表現できないのではないかと思ってしまう。
 トム様演じる不退転のキャフィーの口八丁。でも、それ以前の軽口に比べ、ジェセップ大佐の威厳にビビりながらも決して逃げない演技がニコルソン氏の演技を引き立てる。

裁判長。
 公平を努めるのにも関わらず、ジェセップ大佐の証言後の、「言わせてしまった」感からの、司法として適切な対処への切り替え。

そんな映画史に残るやり取りのあと、すべてをさらうのがドーソン兵長。
 最初のふてぶてしさ。そこから見えてくる彼なりの矜持。ジェセップ大佐の証言後の慌てよう。その上で、映画ラストの言葉が生きてくる。ボディソン氏好演。

脚本も見事。
 ドーソン兵長が自身のミスを隠蔽しようとする悪の化身のような始まりから、法廷で少しずつ見えてくる人柄。そして、将校から見たら使い捨てのコマであるドーソン自身のために、将校であるキャフィー自身の懲戒免職をかけて、勝ち目のない勝負に出るキャフィーを見てからのラストの言動。
 キャフィーの野球好きも、後半の論戦のきっかけをつくる。上手い。
 事実確認のちょっといらつく答弁からの、一気に畳み込む、圧巻の論戦。緩急に見事さ。
 ハラハラする要素も入れつつ、直球に気持ちの良いラストに向かう。
 元々舞台劇の映画化とのこと。
 さもあらん。

それぞれの男たちの矜持のぶつかり合い。
大切なものは何か、それを守るために何をすべきか。考えさせられる。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

映画は気持ちよい感動で終わるが、日常に置き換えると、話はとてつもなく思い。
 命令に逆らったら…。
 それこそ、逆らった本人たちの命が危ない。
 命ほどの危機はなくとも、その世界での命を絶たれることは必須。
 組織内のパワハラ。元受けと下請け。逃げた先に、他の人生を見つけられるか…。視野狭窄に陥ってしまいそうになる。

だからこそ、一人一人が意識しないといけないのだが。

せめて、映画で気持ちよく終わることが嬉しい。

(台詞は思い出し引用)

(2024.11.28追記)

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とみいじょん

4.0暴力的制裁コードR

2024年4月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

トムクルーズ扮する弁護人ダニエルキャフィー中尉は、基地内で起こった暴力的制裁コードRではないかと思われる事件を担当し、デミムーア扮するジョアンギャロウェイ少佐に会う様に言われキューバへ飛んた。

現地の司令官役としてジャックニコルソンが登場。低い声で語っていても迫力あるよね。トムクルーズとの共演作は初めて観たが、存在感抜群だね。

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重

3.5久しぶりのトム様

2023年11月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

法廷内のジャックニコルソンとの対決は圧巻ですね。

この前観た、ジェラルドバトラーの
完全なる報復でも思ったけれど、
アメリカの司法制度は、
ちょっとどうかと思った

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seiyo

5.0何回見ても面白い

2023年8月6日
PCから投稿

海兵隊キューバ前線基地で起こった、内部殺人事件。
軍事法廷サスペンス。よかったのは2点。

・9割近くが法廷。そこでのやりとり。
・恋愛要素が全くない。

中盤までは、話が絡み合ってて全く先が見えない。
その後、トムが「!」とヒントを見つけてからが、おお!と。
事件を起こした兵士2人、自分たちの意思?それとも命令??。

基地の大佐(トップ)が、ジャック・ニコルソン。
いやーさすがですねえ、重鎮っぷり半端ない。
怖いのなんの。大佐の前では、みんな小僧扱いだもんな。

ラストシーンにはちょっとほろり。
観てよかった〜。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
「お前には真実は分からん」

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ゆき@おうちの中の人

5.0You can't handle the truth‼️

2023年7月23日
スマートフォンから投稿

泣ける

怖い

興奮

トム・クルーズvsジャック・ニコルソン‼️軍隊という組織が舞台、軍隊内での落ちこぼれに対する規律や制裁(コードR)がテーマ、そして法廷劇‼️「ソーシャル・ネットワーク」や「スティーブ・ジョブズ」の脚本家であるアーロン・ソーキンが、軍隊組織に潜む闇、命令の当事者である軍隊上層部、犠牲となる兵隊、軍隊のために命令を実行するのが当然と信じる実行者の兵隊、そして容疑者とはいえ上官たちに挑まねばならない主人公の弁護士たちの奮闘を無駄なくまとめ上げ、ロブ・ライナー監督が凄まじい緊張感の中に描き出した法廷映画の超傑作ですね‼️上官の命令でコードRを実行し、無罪とはなったものの除隊させられてしまう兵隊たち‼️「命令でやったんだけれども、それは正義ではなかった」と涙ながらに自戒する兵隊たちの姿にこの作品の真のテーマがあって、深く考えさせられます‼️トム・クルーズが上官の不正を暴く、血気盛んな軍隊所属の弁護士を演じていて、当時20代後半の彼にとってまさに適役ともいえる好演‼️相棒に扮するデミ・ムーアも、映画で描かれた女性の軍隊服姿のナンバーワンですね‼️あまりにも美しい‼️私にとっては「ゴースト ニューヨークの幻」の彼女よりもはるかに魅力的だと思います‼️ただやはり短い出演シーンの中で、場をかっさらうのはジャック・ニコルソンですね‼️トム・クルーズに人にものを頼むときの講義をしたり、デミ・ムーアへの台詞 "男にとって一番嬉しいのは女上司に◯◯◯してもらうことだ"、そしてクライマックスの法廷での台詞 "お前に真実はわからん" ‼️その迫力の演技というか顔芸‼️子供に見せたら泣き出しますよ、絶対‼️「シャイニング」の顔芸も凄かったのですが、この人の存在感が映画の格を一つも二つも上げていると思います‼️

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活動写真愛好家

4.0アメリカ海軍基地内での殺人事件。 軍法裁判で陪審員が全員士官という...

2023年3月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

アメリカ海軍基地内での殺人事件。
軍法裁判で陪審員が全員士官という特殊な状況。
敗色濃厚な状態からの逆転劇は見応えがあった。
ただ、大佐があまりにも感情に流されやすい人間だったから勝てただけで、冷静にしらを切られていたら負けていただろう。
また、実際に殺人の実行行為を行っているのに、命令に従っただけだから無罪というのも異常な気がした。

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省二

3.0トム・クルーズとニコルソンが打ち消しあったか…

2022年10月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

少し期待しすぎたか。狂気の空気をまとうジャック・ニコルソンと軽快なノリのトム・クルーズ。良いところを打ち消しあってるなぁ…
重厚な撮影をしていればガラリと雰囲気の変わる作品だろうな。

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Iwarenkon

3.5面白かったかどうかというと面白かったんだけど、若干雰囲気に流されて...

2020年12月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

面白かったかどうかというと面白かったんだけど、若干雰囲気に流されて感動しがちな作品ではある…果たして命令を下した大尉1人を悪者にして解決、良かったねで済まされる問題なのだろうかと、観賞後ちょっと後味の悪さを覚えた。
トムクルーズとジャックニコルソンは私の見たい彼らを見せてくれて、その点では大満足なんですけどねー。

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原っぱ

5.0巨大権力に立ち向かうトム・クルーズとデミ・ムーア

2020年12月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

うわっ、面白い!
巨大権力に立ち向かう若き弁護士。こういう見始めたらずっと目が離せなくなる映画って好きです。
さすが「スタンバイミー」や「ミザリー」など数々の名作を生み出しているロブ・ライナー監督。伏線の効いた脚本にテンポの良さとキャスティングの良さ、最高でした。

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光陽

4.0コードレッド(暴力的制裁)

2020年7月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

難しい

実話を元に作られた軍事裁判モノ。

トム・クルーズとデミ・ムーアの制服姿がとても美しく似合っていた。

威圧的な司令官をジャック・ニコルソンが好演。

国を護る為、高い意識を持ち日々過酷な訓練をし、その
任務に就かれている人々の存在を思った。

感謝の思いと共に、暴力的、権威主義的であってはならないと感じた。

BSフジを録画にて鑑賞

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こころ

3.0すでにセルフプロデュースの達人

2020年4月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

1993年2月劇場公開時鑑賞。
トムさん修行時代。演技派のベテランの胸を借りて、無理に背伸びはしないが、美味しいところはしっかり持っていき、自分の見せ方をよくわかっている、そんな感じ。
トータルでは良くも悪くも「よくできた映画」。特に何かダメなところがあるわけではないし、役者陣も良かったと思うが。

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なお

4.5エンターテイメント

2019年1月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

知的

すごく良いですね、大好き。
トムの魅力が良く出ている。
ただ、内容の深いヒューマンドラマかと言われればそうでもない。
ただ非常に上手に、綺麗に、軍が持つ問題を「撫でて」いて、
テーマとして取り扱った、法廷エンターテイメントである。
エンターテイメントとして一級品であり、全ての俳優が最高の演技をしている。キャスティングが素晴らしい。
この作品が大好きだ。だからこそ、注釈するが、社会派ドラマとしてどうか、と言われたら点数は低い。

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rage

3.5華やかさわないが

2017年10月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

意外な判決が下ったあとの、被告人役の若い将校が発した言葉が、この作品をぐっと引き締めてくれた

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おのもん

4.0まっすぐに、正直に、誇りを持って、生きていきたいものです。一点の曇...

2017年7月16日
Androidアプリから投稿

まっすぐに、正直に、誇りを持って、生きていきたいものです。一点の曇りのない正義の下、潔く。

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yh

3.5役者陣の競演を見る映画です。 軍事裁判の話で、最初は用語とかどぎま...

2016年7月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

役者陣の競演を見る映画です。
軍事裁判の話で、最初は用語とかどぎまぎしますが、全体の話はすぐ分かって来ます。誰が悪い奴かもすぐ分かります(笑)
とにかくいい役者が、それぞれの味をこれでもかってくらいに見せつけて来ます。さあ、誰のファンになりますか?
みんなそれぞれよすぎて、残念ながら私には決定打がなかった。途中まではデミムーアだったんだけど…
ところで、なぜか忘れちやってないか、被害者、これかわいそすぎでしよ。
最後の敬礼は見応えありです。

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はむひろみ

3.0ジャック・ニコルソン

2016年3月8日
iPhoneアプリから投稿

この映画の中ではホントに恐ろしい存在。こんなヤツに勝てるのか?っとドキドキして最後まで楽しませてくれました。
ただやはり、私はどうにもデミ・ムーアが好きではない事に、今回初めて気が付きました。

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薫

3.5規律と正義

2016年2月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

チームプレイで、困難を一つ一つクリアしていく過程はわくわくして面白い。
ジャックニコルソンの言うことも一理あるが、どれほど彼が軍人として有能でも、あのまま居座れば組織が腐っていっただろう。規律は必須であり、完全な正義は達成できずとも、正義を目指す努力をしない彼は、組織を駄目にするだろう。
デートでのカニの食べ方がえろかった。

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あきら