姉の問題

解説

嫁と姑の争い、姉と弟の関係など、家庭で起こるさまざまな出来事をコミカルに描く、ホームドラマ「わが家の問題」シリーズ。監督はチョン・ゴンジョ、脚本はリ・ヒィチャン、撮影はリョン・ボギョン、音楽はチョン・チャンイルが担当。

1982年製作／北朝鮮
配給：シネカノン
劇場公開日：1992年6月4日

ストーリー

郵便局長（キム・セヨン）と妻（ハン・ギルミョン）のところへ、局長の姉プンニョ（キム・ソンヨン）がやって来る。プンニョは息子夫婦と一緒に暮らしているが、嫁が自分を邪魔者扱いするので嫌だと言う。新しいアパートに引っ越した息子夫婦は揃ってプンニョを引き取りに来る。実は悪いのはプンニョのほうで、嫁のスニョン（ホン・スンジュン）は、仕事を持ちながら家事一切をこなす献身的な女性だった。プニョンは、いつまでたってもスニョンを他人扱いし、小姑と一緒に彼女をいびっていたのだ。郵便局長夫婦は仲裁に入ろうとするが、頑固なプンニョの態度は改まらず、嫁と姑の中は悪化するばかり。ついにたまりかねたスニョンは家を飛び出すが、夫に慰められて戻ってくる。スニョンの息子もプンニョや小姑たちに腹を立て、さすがのプニョンも反省する。夜中まで一生懸命働き、優しく尽くすスンニョの姿に、ついにプンニョも謝るのだった。