アニエス V.によるジェーン B.
劇場公開日:2024年8月23日
- 予告編を見る
解説
「5時から7時までのクレオ」「幸福」「冬の旅」など数々の傑作を手がけたヌーベルバーグ左岸派の巨匠アニエス・バルダが、プライベートでも親交のあったジェーン・バーキンという女性の存在を創造的アプローチで映像化したポートレイト。
40歳の誕生日を迎えたバーキンが自身の30歳の誕生日について回想する間、バルダ監督による彼女への尽きることのないイメージがビビッドに展開。その空想は、犯罪映画の妖婦、サイレントシネマの凸凹コンビ、マリリン・モンローのような男たちのファンタジーの対象、メロドラマの恋人たち、西部劇のカラミティ・ジェーン、ターザンとジェーン、ジャンヌ・ダルクへと、バーキンのイメージを自由自在に拡張させていく。その一方で、セルジュ・ゲンズブールや娘たちと過ごす様子などバーキンの日常のスケッチをつづり、彼女の魅力を余すところなく映し出す。
ジャン=ピエール・レオ、ラウラ・ベッティ、フィリップ・レオタールが共演。2024年8月、バーキンさんの没後1年の追悼上映企画「ジェーン B.とアニエス V. 二人の時間、二人の映画。」にて「ジェーン B.とアニエス V. 二人の時間、二人の映画。」にて、デジタルレストア・新訳日本語字幕版でリバイバル上映。
1987年製作/99分/PG12/フランス
原題または英題:Jane B. sur Agnes V.
配給:リアリーライクフィルムズ
劇場公開日:2024年8月23日
その他の公開日:1990年4月13日(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- アニエス・バルダ
- 脚本
- アニエス・バルダ
- 撮影
- ヌリト・アビブ
- ピエール=ローラン・シュニュー
- 衣装
- ロザリー・バルダ
- ローズ=マリー・メルカ
- 編集
- アニエス・バルダ
- マリー=ジョー・オーディアール