アサインメントのレビュー・感想・評価
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徐々に人格崩壊する主人公
スタートから手榴弾を落として爆破するまでに7分程・・・雰囲気たっぷりの演出で引き込まれたのに、大して怪我せずD.サザーランドはくわえ煙草しながら警察と話してる。。。 まぁ映画ですから細かいこと気にせず先を観ることにした(苦笑) けど、しばらくジャッカルを捕まえる計画を淡々と話しており、どうしても出だしのインパクトから暫くの間は退屈に感じてしまった。
そっくりだから雇われた・・・そう気付いてからの訓練シーンで退屈モードは少し減ったけど、雪の墓場での銃撃訓練しか印象には残らなかった。
「彼ならこうするわ」と肉体関係中も訓練する徹底ぶりは引いてしまう人もいると思いますが、実在する人物ということで必要不可欠なシーンだったと思う。そして、いざ現場へ出向いてからのアクションシーンはカーチェイス、そして手榴弾と緊張感あります。
本物・偽物はヒステリー感が違うし仲間だろうが即殺すので、同じ俳優でも区別はできるでしょう。
(衝撃だったこと)
努力して本物に成り切ったのに、ひょんなことから見破られ、挙句の果てに仲間が死んで「作戦中止」となり帰国するんですが、成り切っていたため元の自分に戻れなくなり家族や周りに迷惑をかける。これは個人的に衝撃でした。野球シーンではカッとなり本物ばりの暴力。D.サザーランドの「俺達は娼婦なんだよ」というセリフに納得した。成り切ったことによる職業病・人格崩壊・精神異常・社会不適合...
あくまで「そっくりさん」の方に重点を置いた映画です。
いざ対決してから二転三転する展開は頭の中「えっ、どっちよ?」となりました。
後半が良かっただけに、前半のグダグタ話や訓練シーンのチープぽさが残念であった。スタートの緊張感を上手く継続してくれればもっと良かったのに!
スパイアクションとしては、スリルと迫力に欠けるか?
世界的なテロリスト「カルロス」を抹殺するため、彼の信用を無くし組織と離反させる作戦が立てられます。その為瓜二つの人物をカルロスに仕立てて・・・と言うストーリー。
実在のテロリスト「カルロス」をモチーフにした作品です。逮捕のために瓜二つの人員を送り込むというやや荒唐無稽なお話ですが、ストーリー自体はしっかりとしていました。
家族のことや殺人への思い、プロジェクトメンバーの死など、主人公の気持ちや感傷も良く描かれています。
ただ、クライマックスは、やや無理を感じられたのが残念です。
前述のようにしっかりとしたお話ではありましたが、スパイアクションとしてはややスリルや迫力に欠けているように感じられ評点はやや辛口とさせてもらいました。
1974年のフランスのカフェ爆破。ドナルド・サザーランドがそこか...
1974年のフランスのカフェ爆破。ドナルド・サザーランドがそこからどんどん年をとっていき、カルロスに何度も接触する。髪の色やひげなど、この序盤だけでもすごい。
それから特殊工作員アニバル(エイダン・クインの二役)の訓練。かなり変わった訓練だけど、特に記憶の訓練はすごいな。もう、だんだん区別がつかなくなって、KGBに殺させるという作戦もlすごく・・・とにかく面白かった。
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