悪魔のいけにえのレビュー・感想・評価
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寿命一年ぐらい縮んだ。
こわい。
チェーンソーもった男がいきなり現れたり、家の不気味さがこわいのはそうだけど、一番こわいのは人間の本性とか狂気性よな。
ヒッチハイカーの予見不可能な行動は「こわい」として描かれ、ホラーの一要素として機能される。合理的で理性的な主体が求められるからこそ、このような行動をする者を精神異常者/障害者とラベリングして社会的に排除するんよな。ただそのこととヒッチハイカーの加害が免責されることは別である。
あとコックがサリーを連行するシーン。コックが手を縛られ袋に入れられたサリーを棍棒で小突く。そのときのコックの快感を得ている表情が人間の本性を指示している。暴力と快楽は逆説的に接近する。
ホラー映画の原点的な作品だと思うし、BGMを用いないドキュメンタリー的演出も堪能することができたので観れてよかったと思います。
ラストダンスに感動
50周年リマスター版観てきました。
日曜日の晩御飯の時間にわざわざこんな映画観にくるのはボクも含めてどこか普通じゃない。普通の人はサザエさんと豊臣兄弟を観る時間だ。劇場にいた数名のおじさん、お兄さんは、変わった人仲間の同志でもあると同時に目を合わせるのが怖い存在だ。
だがしかし、観てよかったと思う。
リアタイでは劇場公開ではなく、数年後レンタルビデオで鑑賞した時は、幽霊、ゾンビではない、ただ単に気○がいが、いや、気○ちがい一家が、人を殺しまくるなんちゅうひどい映画だと観た後、気持ち悪くなった。
今回、あれ以来40年ぶりくらいの鑑賞になり、ガラッと変わった印象を受けたことに驚いた。
あんまりスプラッターじゃない。なんなら目を背けるような残虐描写はあえて写してない。
これは気○がいの映画じゃなくて、知的障害者の話なんじゃないかと思った。気○がいはガソリンスタンドのお兄さんだけで、おじいちゃんも痴呆症だ。おじいちゃんがハンマー持つ有名なシーン。よく見るとおじいちゃんが嫌がってるように見える。
初めから終わりまで流れるラジオニュースは各地の不穏な事件を伝え、孤立した田舎町の絶望感を煽る。
音響もよく聞こえた。不気味な効果音はスティールパンじゃないかと思った。ドラム缶が反響するような音がする。
そして、映画史に燦然と輝くラストダンス。
あまりの美しさになぜか感動すら覚えた。
明日からオレも生きるぞ!
初スクリーン!
50年経っても屍臭漂うスプラッタの金字塔
トビー・フーパーの出世作でB級ホラーの名作で今観てもおっかないくらいけど、同時に低予算映画の撮り方のお手本みたいな作品です。田舎の一軒家に立ち寄った5人の若者達が、そこに棲む異様な殺人鬼の餌食になるお話しだけど、ストーリーよりもひたすら無言で突進してくる殺人鬼の迫力で観客をビックリさせる監督の馬力のある演出が凄いです。家に入ってきた青年を突然現れた大男が問答無用で撲殺し引きずり込み、重そうなドアをガァンと閉めるシーンに度肝を抜かれます。人皮のマスクに屠殺人用のエプロン、チェーンソーと大男の異様な造形も強烈で、チェーンソーを軽々と振り回しながら、意外にも俊敏な動きで犠牲者を追いかけてくるシーンはトラウマになりそうです。また、夥しい人骨や歯が散乱する屋敷の中やそこの住人達のド変態振りは、画面から屍臭が漂ってくるようです。ロケ本位で役者も無名な人ばかりなのは低予算映画の基本だけど、いろんなアイデアを盛り込んでいるのには感心します。朝焼けの中のチェーンソー・ダンスのエンディングも素晴らしい。
カサカサ、ザラザラの質感
アジアンホラーのジメッとした怖さとは対極の、画面の端までカラッカラに乾いたアメリカンホラー。
我々日本人が、横溝正史作品を観て「因習深い田舎ならありうるかも…」という感覚を抱くのと同じように、アメリカ人はこれを観て「あのテキサスならあるいは」となるのでしょうね。
フィルムのザラつき具合がさらに雰囲気を増しています。
怖いシーンに入るのに「タメ」がほぼ無く、普通の流れでいきなりバギョッとやられるので、現代ホラーに慣れていればいるほど怖さ…というかビックリ度が増します。
骨や皮を使った装飾品、いきなり現れる話が通じないデカブツ、レザーフェイス以上の変態しかいない家族、何より爆音のチェーンソー。
チェーンソーに負けないぐらいの叫び声を上げながらの追いかけっこは、尺が長めなのも相まってインパクトが壮絶です。
中盤からクライマックスにかけては全くテンションが落ち着くことなく、最後まで一気に駆け抜けます。
そこからのあのラスト!カタルシスすら感じますね。
色々ツッコミどころはありますが、それでもやはりホラー史に残る偉大な一本。
チェーンソーや叫び声を堪能すべく、ぜひ劇場で。
最近有楽町方面行ってないから角川シネマ有楽町行こうと思ってましたが...
トビーフーパーの金字塔。
やっとスクリーンで見れた
公開時私は小学生でした。近所の名画座にかかったりしていたのですが、見ることができていませんでした。
ブルーレイ、CSでは何度も見ていたので今回の公開は楽しみでした。
正直最近のホラーは怖いと思うものがないので今回この映画を見て、やっぱり不気味で怖くて面白い!でした。今のホラー映画のように血が飛び散るわけでもなく、特撮で見せるわけでもない、レザーフェイス登場の場面では、来るぞくるぞと思いながらもちょっとビクッとさせていただきました。
また、最初のカークが犠牲になる場面がリアルすぎて改めてドン引きでした。あまり詳細は書きませんが、この映画全体2/3くらいは、不気味な奴が登場しますが、誰も犠牲者は登場せず、ただ廃墟と化した父親の家に置かれた宗教的な印?や庭に置かれた何台もの車など、今まで何人もがこの家族の犠牲になってきたことを想起さるなど、後半に向けて不気味さが倍増でした。
今回大きなスクリーンで見て、照明のシェードが人の顔じゃんなどTVでは気づくことがなかった部分が見れてやっぱりでかいスクリーンで見れたことに満足でした。
一つ不満はフイルムで見たかったなと思うことでしょうか。きっとどこかにあるかと思うのですが、傷だらけで見れたもんではないんでしょうかね。
一生のトラウマになる
2026/1/15 ユナイテッドシネマ新潟 で初見かと思ったら一度観ていた。10年くらい前にDVDだと思う。その時は陰惨すぎる家が怖かったのと人間を鍵フックみたいのにさらっと刺す感じが嫌だった。家のすぐ近くにレザーフェイスの家があったのが初見の時斬新だなぁって思ったのを思い出した。もっと遠いとことかじゃないんだっていう。あとはほぼ憶えてなかった。もっと若者5人が明るかった気がしたのとレザーフェイスの家がもっともっと暗くて陰鬱な雰囲気だった気がした。4Kで観たからなのかわからないけど今回は明るく感じた。それでも人骨をあしらったソファや人間の皮膚のシェードとかがあってまともな人がいないあんな家には絶対に立ち寄りたくはない。何より、臭くて吐きそう。道中の道で臭くてたまらないみたいな町だったようだし。祖父も生きててびっくりした。剥製みたいなのかと思った。初見の時はレザーフェイスのえぐさに頭が持っていかれてストーリーが全然わかっておらず、今回、食肉工場とつながりのある話だったことに驚いた。ラスト、トラックの荷台に血まみれのサリーが乗って、レザーフェイスが苦しみの舞?をして終わるシーン記憶が全くなく、これが悪魔のいけにえだったのかと驚いた。終始、不安な感じとレザーフェイスの不気味さとが凄い。
・個人的にサリーが悲鳴をあげている同じ卓で嬉々として飯を食う親子?と生きた屍みたいな祖父の4人のシーンがトラウマになる。二階から飛び降りたり、色々怪我した末に逃げきれて良かった。
屠殺家業
運良くネタバレを踏むことなく、リバイバルで鑑賞。
冒頭、真っ暗なまま不気味な音でまず聴覚を、次にフラッシュによる断続的な映像で視覚を刺激。
この演出だけでも不安を掻き立てられる。
現在に比べればもちろん撮影技術は劣るが、人間の根源的なところに訴えるセンスが凄い。
そこから、関係性のよく分からない(後で調べた)5人組の様子に移っていく。
粗筋にあった“ヒッチハイカー”が登場するが、こいつは“レザーフェイス”じゃないよな…?
本筋とは無関係なのか?と訝しみながら鑑賞。(“レザーフェイス”単独だと思ってた)
実家跡に到着後は、フランクリンを置いていく4人にも、駄々をこねるフランクリンにもイライラ。
そうこうしてるうちに、無造作にカークが撲殺。
続けてパムも捕まるのだが、吊るされた彼女の悲鳴がニワトリの鳴き声に酷似していて絶妙。(偶然?)
車椅子のフランクリンこそ最初の犠牲者になりそうなのに、と思ったらこちらもあっさり。
そこからはサリーの必死の逃走劇。
暗闇に紛れて隠れようともせず、ずっと叫びながら走り回る体力よ。
正直、逃走も捕縛後もやや冗長ではある。
しかしあれだけ異様だった“レザーフェイス”が“コック”達と合流した途端かわいくなるのズルいわ。笑
ジジイ生きてるんかい!とか怖いやら笑うやら。
目玉のドアップの映し方も非常に上手かった。
結局あいつらが何だったかなどは明かされず、逃げきって、拍子抜けするくらいバッサリと終了。
これはこれで悪くないし、最初のニュース音声や会話など思いのほか伏線が撒かれてたのにも感心。
「バーベキュー」は嫌な予感したんだよ。
噂に違わぬ名作ホラーだと思います。
1974年ベスト・ホラームービー!⭐️⭐️⭐️✨✨
2026年1月、「4Kデジタルリマスター 公開50周年記念版」を鑑賞。今年最初の映画鑑賞です。
この作品を初めて観たのは恐らくVHSビデオかDVDであったような?もしかしたら劇場リバイバルで鑑賞したのかも?…もう定かではありません笑
とにかく、この作品はファースト・インプレッションが全てだと思います!…そこで受けた印象や衝撃がずっと残ってるんです…『いけにえ』を観る前と後で、これから先観るであろう全てのホラー映画の評価基準にすらなってる(なってた)と思います(あくまで個人的意見です)。
この作品は正直ずっと“食わず嫌い”だったんですよね。ジェイソンにしろハロウィンにしろ、自分の中ではフェイス・マスク被って電ノコやらナイフを振り回してるホラー作品ほど子供騙しでバカバカしいものはなかった。今で言う典型的な“ジャンプスケア”なギミックばかりで、お金を払ってまで観る映画ではなかった。で、ゾンビやら面白そうなホラー映画を一通り観た後に、仕方無くこの作品を観ました。ハードルがかなり下がっていたせいか、初見はかなりの衝撃でした…特に、あの“鉄扉ガッシャン“には!!!笑
この作品の最高に嫌ぁな場面は、やはりあの例の家に辿り着くまでの“道行き”なんですよね…あのザラついた映像からは臭いと汗、砂ぼこりまでスクリーンを通してこちらの観客席まで飛んで来そうな…その不穏さがあるからこそ、レザーフェースが登場する場面が強烈な恐怖を引き起こすんですよね。日常と非日常の乖離とでも言えば良いのか分かりませんけど笑…まぁ、こんな事くどくど言わなくともこの作品を観た方は、少なからず同じ恐怖を感じたのではと思います…個人的には、車椅子に乗った青年が坂から転げ落ちるシーンなんて見事な演出です(不謹慎でしたら、すいません!)…低予算だからと言うよりも、監督のセンスの良さを感じます。観ている側の不快感を煽りまくります。
今回の鑑賞では忘れていた場面が沢山ありましたが、藪の中をレザーフェイスが女性を追い回す場面が意外と怖かったなと新しい発見もありました(“鉄扉”の場面はもう知っているせいか、初見の時ほど衝撃は残念ながらありませんでした)。
正にホラー映画の金字塔ですね。
未見の方はぜひご覧になって下さい…
なんせ古い映画なので、ハードルは低めでお願いします!笑
超オススメ!笑
改めて観ても怖い
50年経っていようが名作は名作なのである。
2026年1本目は絶対これ!と決めておりました(笑)
50周年記念ばんざい🙌
スクリーンでこの名作を観ることが出来るなんて
それだけでありがたや(ノ_ _)ノ
何十年ぶりかに観たら、結構前半部分は忘れてたので
とても新鮮な気持ちで観ることが出来ました(笑)
直接的なグロは一切見せていないのに
恐怖心を煽る演出も最高。
ラスト、チェーンソー振り回しながら踊っているように
見えるあのシーンはまさに名シーン。
美しさを感じる。
怖いと言うよりヤバイ
結局、平然と狂った行動をする人間が一番恐ろしいです。
むしろ一撃でやられる方が良かったのではと思うほど、恐怖に逃げ惑う女性を見るのは、怖いというより不快でした。
サリー役のマリリン・バーンズの絶叫とラストで見せる表情は必見
4Kデジタルリマスター版・公開50周年記念ということで、恥ずかしながら今回が初視聴でした。
ホラー史に残る作品として語られることが多い本作ですが、撮り方や音楽など、全体の雰囲気によって想像させる演出が多く、ゴア描写が意外なほど控えめなことに驚きました(なのでゴア要素を期待しすぎると、がっかりするかもしれません)。
ただ、何と言ってもサリー役のマリリン・バーンズの絶叫と、ラストで見せる狂気的な歓喜は圧巻です。
また、ソーヤー一家は墓荒らしや殺人といった異常な行為をしているにもかかわらず、家族としての結束が強く、食卓のシーンでは画面に映るものは異常そのものなのに、どこか家庭的にも見えるという奇妙なバランスがあり、観ていて非常に面白かったです。
怖いぜチェーンソーマン
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