悪の実力者
劇場公開日:1960年8月30日
解説
アメリカ犯罪史上有名な兇悪ギャング、プリティ・ボーイ・フロイドの半生を描くもの。監督・脚本はテレビ映画出身のハーバート・J・リーダー。撮影はJ・バージ・コントナー。音楽はデル・セルノとウィリアム・サンフォードの共同。ジョン・エリクソンがフロイドに扮するほか、バリー・ニューマン、ロイ・ファントら。の出演製作はモンロー・サクソン。
1960年製作/アメリカ
原題または英題:Pretty Boy Floyd
配給:映配
劇場公開日:1960年8月30日
ストーリー
通称プリティ・ボーイことチャールズ・アーサー・フロイド(ジョン・エリクソン)は前科者だが、厚生を誓い刑務所を出た。職場で人妻と恋に落ち、亭主が前身をばらしたためクビになった。傷心のチャールズはオクアホマの故郷に帰った、父は百姓仲間の1人に殺されていた。幼馴染みの保安官ブラッキー(ハーブ・エバース)を訪ね、父の仇を討つといった。苦難の末、チャールズは仇を討ち、死体を隠した。彼は再び悪の道に戻った。奪った金は貧乏な百姓に与えた。新聞は彼を“西部のロビン・フッド”と書いた。カンサスでリリー(ジョアン・ハーベイ)と知り合った。彼女の夫の密告で危うく警察から逃れたチャールズは男を射殺した。しだいに大物になったチャールズは、各地を荒しニューヨークに出没し、遂にブラッキーまで殺してしまった。兇悪犯チャールズに、人々は恐れおののいた。1933年に彼は5人の警官を機関銃で惨殺した。連邦警察は各州と緊密に連絡し、逮捕の網の目をじわじわとちぢめていった。1934年、遂に警察に凱歌が上った。さしもの兇悪犯もみじめな最後をとげた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ハーバート・J・リーダー
- 脚本
- ハーバート・J・リーダー
- 製作
- モンロー・サクソン
- 撮影
- J・バージ・コントナー
- 美術
- ロバート・ガンドラック
- セット
- バイロン・ベア
- 音楽
- デル・セルノ
- ウィリアム・サンフォード
- 編集
- ラルフ・ローゼンブラム