アウト・オブ・サイトのレビュー・感想・評価
全25件中、1~20件目を表示
ソダバ、クルーニー、ジェニロペの最高傑作
エルモア・レナードが書いた犯罪小説はゆるい会話コメディという側面があって、物語もうねうねと蛇行しながら進むことが多く、映像化されがちなわりに成功例が少ない。タランティーノはエルモア・レナードの大ファンで、レナードタッチを駆使して『パルプ・フィクション』を作り、さらにレナードの「ラム・パンチ」を原作に『ジャッキー・ブラウン』を撮った。どちらも好きな映画だが、レナード作品の映画化で最高傑作はどれかと聞かれれば確信を持って『アウト・オブ・サイト』と答えたい。
監督はスティーヴン・ソダーバーグ。デビュー作『セックスと嘘とビデオテープ』で若き天才と呼ばれたのも昔話となり、その後は何を撮っても批評、興行ともに失敗。ヤケクソのような自作自演の超シュールな自主映画『スキゾポリス』もド滑りして、もうハリウッドに居場所はないような状況だった。どん底状態で『アウト・オブ・サイト』を撮らないかと声がかかり、本人もコマーシャルなエンタメ映画を撮れるかのかと不安を感じていたという。
しかし蓋を開けてみたら、ソダーバーグのエッジな実験精神と、エルモア・レナードの飄々とした可笑しさがピッタリハマって、最初から最後まで粋が詰まった犯罪コメディに仕上がった。脱獄した泥棒のジョージ・クルーニーと女捜査官のジェニファー・ロペスの恋模様もベタベタしないがロマンティックで、双方のベストアクトだと思っているし、なんならソダーバーグの最高傑作でもある。
ちなみにレナードの小説はユニバース方式で世界観を共有していて、本作はそれに倣ってマイケル・キートンが『ジャッキー・ブラウン』で演じたのと同じFBI捜査官役でチラリと登場する。事前にタランティーノの了承を取って実現したクロスオーバーであり、この出入り自由な感じはレナードの小説世界の風通しのよさと直結していて、原作ファンも嬉しくなるサービスだった。
途中までは良かったんですが。
ジョージ・クルーニー演じる銀行強盗とその仲間の物語。
そこに美しい女連邦保安官が絡んでくるという設定。
となれば、コミカルなアクションものかなと思ってましたが、
ラブコメ、ラブサスペンスって感じかな。
こういう役、ジョージ・クルーニーはぴったりですね。
しかしなあ、銀行強盗と連邦保安官の恋なんてありえないよ。
恋心を抱くぐらいはいいけど、結ばれたら、
映画のストーリーとしては、あかん。
(ジョージ・クルーニーだから、こうなるとは思ってましたけどねw)
あのシーンの瞬間、なんかバカらしくなって、
それ以降は、ながら見になってしまいました。
風変りなロマンスもの
札付きのお尋ね者と女性連邦保安官の道ならぬ恋などというと明らかに嘘っぽいので、狭い車のトランクに一緒に入っていたことでストックホルム症候群的な共感が生まれたとの解釈もあるようですが、やっぱりハンサムであること、話が上手いことが必須でしょう。おそらく主人公がジョージ・クルーニーでなければ成立しないでしょう。当時36歳ですからフェロモン全開です。
冒頭の詐欺師のような銀行強盗は二枚目を気取りすぎで引いてしまいましたが車のエンジンがかからずあえなく捕まってしまうコミカルなシーンから見事な三枚目、この辺がスティーブン・ソダーバーグ監督の味付けの上手さでしょう。なんとダメ車はホンダのシビックでしたね。
まあコメディ仕立てなので犯罪者の映画でも観ていられましたが所詮、刑務所仲間のドタバタなのでスケール感も無くサスペンスとかアクション感は薄いです、まあ風変りなロマンスものということでしょう。恋は恋、仕事きっちりのジェニファー・ロペス保安官は素敵でした、最後の思わせぶりな微笑みは何だったのでしょう、なんとなく続きが観たくなりますね・・。
あの2人がステキすぎました
新しいスタイル‼️
逃亡犯と連邦捜査官・・恋に落ちて
冒頭「ん!」前半「・・・」でしたが、中盤から面白くなってきました。
ジョージ・クルーニー(脱獄犯)と、ジェニファー・
ロペス(連邦捜査官)との恋の行方が見どころポイントでしょうか。
大人な二人のロマンチックシーン有り。
女性に優しいジョージ・クルーニーでした。
テレ東を録画にて鑑賞
男はジェニファー・ロペスを、女はジョージ・クルーニーを愛でる映画。...
『オーシャンズ11』の前にこんな映画もあったんですね
脱獄犯と警察のラブストーリー
おうち-35
最近あんまり言わなくなった(?)、「小粋」って言葉がぴったりな映画だと思います。
しゃれおつ!
ジョージ・クルーニーとJ.Loの色気だけでもう満足しちゃう。
J.Loは中学高校のときドハマリして、憧れの存在だったけど、この映画はそれよりもずっと前だったので見たことなかった。
いやほんときれい😍
撮影現場では女王様然としててジョージを怒らせてた的なエピソードを聞いたことあるんですが、
劇中の二人は大人の恋を楽しんでるって感じでお似合いです。
「一時停止」というセリフがキーワードですが、ソダーバーグ監督がよくやる一時停止手法、あれおしゃれですよね。
音楽も派手じゃないけどシーンにマッチしていて、おしゃれな映画だなぁと思いました。
JLO
ジョージクルーニーのムンムンフェロモンやばいです。ちょいワルおやじ...
全25件中、1~20件目を表示