劇場公開日 1949年3月22日

「「ラクな仕事と言ったのは誰かしら。…きっとそいつは、女じゃないわ」」哀愁 tabotyokoさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5「ラクな仕事と言ったのは誰かしら。…きっとそいつは、女じゃないわ」

2023年7月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

母に教えられて知った映画。蛍の光のことも。

どうしてもヴィヴィアン・リーというと、スカーレット・オハラの印象が強いので比較してしまいますが、この映画のマイラ・レスターは、可愛らしく純粋で傷つきやすい女性で意外!と失礼ですが思ってしまいます。

仕事がない若い女性の、行き着く先は……。
腹が立って仕方がないです。

日本も昔の歌に"東京の花売り娘"がありますが、そういったことのようで…。

私がこの映画を見て学んだのはそこでした。戦争が始まると、こういうことが往々にして起こるのだ、と。

キティの、地を這うように言った言葉に、悲しくて震えました。あの時、バレエ楽団に戻れていたら。

辞めてなかったら違ったかもしれないのに。マイラも、ああならなかったかもしれない…。

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tabotyoko