髑髏城の七人 アオドクロのレビュー・感想・評価
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ゲキシネの傑作です
本能寺の変で織田信長が明智光秀の謀反により亡くなってから8年経った頃、天下統一を目前とした豊臣秀吉の支配が及んでいなかった関東は、天魔王と呼ばれる仮面の男が率いる、関東髑髏党、に支配されていた。
その関東髑髏党に追われていた少女、沙霧を助けた捨之介は、偶然知り合った狸穴二郎衛門とともに、旧知の無界屋蘭兵衛を頼って色街、無界の里へと向かった。
しかし、無界の里で沙霧を匿ってもらおうと思っていた矢先、里は髑髏党の襲撃を受けてしまった。天魔王と戦うことを決意する捨之介たち。果たして捨之介や天魔王と蘭兵衛の因縁とは、という話
劇団☆新感線の代表作、髑髏城の七人、のアオドクロ、という2004年に公演された舞台劇をゲキシネとして上映したものとのこと。
途中15分のインターミッションを入れるほどの長い作品だが、眠くもならず、ずっと面白かった。
秀吉の小田原征伐の後くらいの設定だろうと思うが、信長、秀吉、家康の絡む戦国時代の話は面白い。
配役も、一人二役の市川染五郎(現、松本幸四郎)はもちろん素晴らしかったし、鈴木杏、ラサール石井などもさすがだった。
個人的にはカンテツ役の三宅弘城のとぼけた姿が凄く面白かった。
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