「寄り添うきもち、やさしいおにぎり」かもめ食堂 羊さんの映画レビュー(感想・評価)
寄り添うきもち、やさしいおにぎり
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何度観ても好き、お気に入り
もっとずっと観ていられるのに
「いらっしゃい!」で終わっちゃうので
寂しさがちょっと残るけどそれがいい
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言葉が分からないのに分かる
マサコさんから学んだこと
寄り添う心があれば言葉はいらない
話を聞いてあげることが大事
国のイメージが穏やかでのんびりだとしても
悩むテーマはみんな同じなんですね
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おいしいコーヒーの淹れ方を
教えてくれたおじさんが窃盗犯に…
実は前のお店のオーナーだったことが判明
「忘れ物を取りに来ただけよね」
責めもせず、怒りもせず、
三人でおにぎりをこしらえて
みんなで頬張るシーンは
やさしさでお腹いっぱいになりました
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演じてるんだけど演じてないような
ナチュラルな雰囲気が魅力的な小林聡美さん
その魅力に初めて触れたのがこの作品でした
マリメッコを見事に着こなしている
もたいまさこさんがもう〜痺れます
無言で頷きテキーラをクィッ…痺れます
片桐はいりさんも独特な存在感
この方に似てる人ってひとりもいない
唯一無二を感じさせられます
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いつも窓越しに睨んでくるおばさんがいます
「あのおばさん、なんなんでしょう?」
サチエさんにその存在を伝え
もう一度振り向いて窓をみたら
マサコさんが隣にいて「増えてる!」のシーン
全体的にゆるやかな作品なので
たったこれだけのボキャブラリーで
涙出るくらい大笑いしてしまいます
(そして2.3回リピート)
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