劇場公開日 1964年5月23日

獣の戯れのレビュー・感想・評価

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3.5三島由紀夫さんのファン、すまん

2025年12月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

単純

若尾文子さんの映画をもっと観たい。
そう思いながらも、キッカケ待ちをしている、というか自然の流れに任せているというか。
本作は興味があったが原作が三島由紀夫だったので避けていた。
(ニガテな作家というより嫌悪感に近い。)

TSUTAYAで観たい新作がことごとくレンタルされており途方に暮れていると目についたのが「獣の戯れ」。
コレが縁というか、獣の戯れを観よ、ということか。

ああ、これは若尾文子さん、というより伊藤孝雄さんの映画。
伊藤孝雄さんが美男子過ぎて、
三島由紀夫が描く美化する日本男子の、
目眩がするような美しくも匂いが強くするような。
富本壮吉監督はまるで三島由紀夫が描きたかった苦悩する美青年を、
三島由紀夫のような視点で描いた。
としか思えない。

三島由紀夫にあるムッツリスケベをイジイジ堪能できる映画であった。
としたら、怒られるよね。

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なかじwithみゆ