かなり風刺の利いたオープニング。焼身自殺を図ろうとした甲賀二郎だったが、単に目立ちたかっただけのようだ。
伊賀の末裔として、二人の助っ人由利徹とたんく・だん吉が協力するが、どうもオトボケだ。そして、甲賀二郎が政治家の後釜として立候補することになって、同じ選挙区の対抗馬である政治家が欽一になんとかしてほしいと訴える。しかし、作戦も裏目に出て、二郎候補の人気は主婦層を中心にうなぎのぼり。
まぁ、馬鹿馬鹿しさとつまらなさで減点要素はいっぱいあるものの、終始一貫して政治家に対する風刺が効いているのでいい感じでした。