劇場公開日 2005年1月22日

フリックのレビュー・感想・評価

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5.0本当に大好きで繰り返し観ている作品

2025年10月1日
iPhoneアプリから投稿

個人的にこの作品が大好きだ。
もう20年前の作品だが好きすぎて、DVDはレンタル版のI章、II章に加え、完全版を2枚の計4枚所持し、うち、完全版1枚には小林政広監督にサインしてもらった程だ。
半年に1〜2回は観たくなり観ている。
サントラやblu-ray化を未だに夢みているくらい好きだ。

噛めば噛むほど味がでるスルメのように観れば観るほその魅力に気づきどんどんハマっていくような映画なのだ。
キャスト、ストーリー、音楽その全てがたまらなく良い。
おそらく何にも引っかからない人には引っかからないつまらない映画なのかもしれないが、引っかかる人にはめちゃくちゃ引っかかる映画ではないかと思う。

ストーリーはある日突然最愛の妻を殺され生きる気力を失った刑事、村田(香川照之)。半年間も自宅に引きこもり、酒に溺れて自暴自棄となっていた彼のもとを同僚の刑事、滑川(田辺誠一)が訪れる。村田を心配する滑川は、彼を簡単な任務に連れ出した。それは、渋谷のラブホテルで殺された女子大生の身元確認のため、遺族を苫小牧から連れてくるというものだった。しかし、村田はこの事件の裏に何が不可解なモノを感じ、独自に捜査を進めていく。

ざっと、あらすじとしてはこんな感じなのだが、
妻を殺されたことで村田の精神が異常をきたしてきているのか、夢か現実か何が本当で何がウソなのか記憶の辻褄が合わないような幻想に囚われていく物語が展開され、
観る人によって様々な解釈にとれるのが非常に魅力的なのである。デビットリンチの描く世界を彷彿とさせるようであり、またそれとは違った不思議な魅力がある。

冒頭、長い1本道を手前に走ってくる村田と滑川を乗せた車。
結末、冒頭とまったく同じこの1本道の映像で幕を閉じるのだか、観ているモノにとっては冒頭とは異なる意味を持ち謎が深まるのが面白い。
是非、あなたもこの解けない謎の魅力に取り込まれてみて欲しい。おそらくあなたの導きだした答え全てが正解なはずだから。

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nao

0.5ダラダラとした展開でメリハリがない

2021年1月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

だらだら〜と物語が展開していき、メリハリがないので途中で寝落ち。所々見ていたので、展開がよく分からないが、つまらん。
最後のエピローグはなんだったのだろう。今までの話を全てひっくり返すストーリーになっていて余計に混乱した。

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movie freaks
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