「何や、これ…?」パッチギ! 777さんの映画レビュー(感想・評価)
何や、これ…?
崔洋一監督同様に、人間の悪行を描くのが良い事とされるのが
井筒和幸監督。
在日朝鮮学校の男子なんかは、ほぼ全員ヤンキーであると、差別を助長
させる作品。 そもそも、日本人学校と朝鮮人学校との闘争なんか
どっちが悪いとかいう物ではなく「因縁」で始まったのだから
どっちもどっちだ…
名画「ウェストサイド物語」でも、人が殺されたから自分達の戦いに正当性が
ある物ではなく、喧嘩両成敗として終わらせるべきだ。
この映画が公開されていた当時、世では「K-1」や「プライド」などの、空前の
格闘技ブームであった為に「男と男が暴力で、ぶつかり合う」のが「良い事」と
勘違いされていた時期だ。
こんな映画が、その年の「邦画のナンバー1」と評価されていたのは…
「何だかな~」な感じだ。
同じ在日朝鮮人を扱った映画では、窪塚洋介主演・行定勲監督の「GO」の
方を、オススメする。
最後に沢尻エリカの話をするが、彼女は主演女優と呼ばれるほど
この映画には出ていない。 この映画のヒロインと沢尻エリカ本人の
ギャップは…もう、言わずもがなですよね…
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