ONE PIECE ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島のレビュー・感想・評価
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いつもと違う雰囲気で楽しめた!!
何かいつもと雰囲気やキャラデザが違う、ホラー寄りの回で楽しめました。Fallout3で言えば、ポイントルックアウトのような感じでした。脇役では安原義人さんが特に良かっです。八奈見さんと山本圭子さんも良かったです。
「殴る!勝つ!」のジャンプ……じゃない!
途中から雲行きが怪しくなります。サンジくんが和を乱してましたね。喧嘩ってどっちかが折れないと直らない。
ルフィ、タフすぎる。まぁルフィだからですけど。
なぜかエースを彷彿とさせられましたね。兄弟って似てるんだね。パンチのシーン、ワポル編と同じでしたよね?
最後はルフィの「ニシシ!」で終わったので気持ちよかったです。
45点
映画評価:45点
ワンピース劇場版第6作目
オススメタイミング:[なし:コラボ作品】
ようやく見終わりました。
そう感じてしまうくらい寝落ちしましたし、
何回か休憩も挟みつつ見ました。
全体的に薄暗く、重々しい。
ワンピースのキャラクターを借りて
細田監督の心に住む悪魔を表現した作品。
内容も決して面白いものではないし、
なんなら終始恐怖を抱いてました。
麦わらの一味の皮を被った別人たちが、
麦わらの一味を装っている様に感じるんです。
それくらい彼らの性格が少しずつ違う様に
私は感じてしまいました。
せっかくコラボするなら
細田監督はワンピースを最初から観て、
しっかりキャラクターの特性を知ってから
作るべきだったと思います。
ただ、細田監督は天才です。
この作品を通してそれを感じました。
まさに震撼。
こりゃ毒を盛られてしまいたしたわい。
ps.デザイン性が最高で、いつもと違うオシャレな一味に眼福しました。そこで+5点
【2022.12.20観賞】
ワンピースの名前を借りた細田守の毒が詰まった作品。
正直これがワンピースというジャンプの代表作ではなく、細田守のオリジナル作品ならいくらかマシ・・・というか文句は言わない。
だがワンピースという世界観と物語をベースに、キャラクターと仲間との絆がすでに構築されているのに監督の独断で変な方向に走りまくっていた。
まず麦わらの一味は喧嘩をすることはあるがここまで険悪にならないし、なったとしてもこんなズルズルネチネチ引きずらない。たしかにウォーターセブン編のようにどうしようもない譲れないことがあってぶつかったことはあるが、ナミが事故で離脱したウソップを見捨てたと言って責め立てるのはひどいキャラ変だしちゃんと戻って助けたことに関して怒りが優先されている。こんなのは細田守のオリキャラでも作ってそのキャラにさせておけばいいのになぜワンピースで賢い枠のナミにやらせる?
あとゾロとサンジはたしかに仲が悪いが、ここまでネチネチと酷くはない。やるなら子供の喧嘩並みにボカスカ殴り会うようなギャグで済ませるべき。ここに細田守のお得意のリアルさは必要ない。
しかもサンジがナミに暴言っぽいセリフがあったのはナンセンス。ちゃんと原作を読み込んでいるのかも懐疑的になる。
そしてこんなことになっているのに船長のルフィになにもさせない。ルフィは船長として一味をまとめ上げることが何度も物語であったのに、ギクシャクしている現状を打破させない、ていうかわかってないまま、アフターケアなし、下手したら無能に見える。作り方が下手なのか?と疑うレベル。
そしてこんなに引っ掻き回しておいて最後は敵を倒してふらっと復活した仲間が喧嘩していなかったかのようにな〜んにもなかったかのように仲良く話しながら、満身創痍のルフィに「何寝てんだ?」だと。初見の人が見たらこんな呑気なクルーを見たら嫌いになるぞ?
聞いた話では細田守が自分の体験をストーリーに反映させたとか。現実で起こったチーム崩壊のエピソードを麦わらの一味で作ったとか。しかも終始ギャグやコメディにしようとしたスタッフの意思を聞かずに独断で最後はダークな展開にしたとか。
ふざけないでほしい。ワンピースはチームワークのお話でもある。それを自分が体験した辛いことを押し付けないでほしい。そういうのは自分のオリジナルの映画でやっておいて。
どうせ、麦わらの一味という仲良しが内部崩壊したら見てる人たちもドキドキハラハラするだろうと浅はかな考えだったと思うが、長年のファンからしたらキャラ変されたキャラや暴走するオリキャラを見ていると不快以外の何物でもない。
オマツリ男爵というキャラが立って強くて面白い戦い方をするボスキャラもいるのに。ムチゴロウなんか最高だった。前半は面白いのに後半が後味悪いのが作り方と方向性を大きく変えたという話を聞いてなんとなく納得した。
もっと現実でもチームというものが何なのかというものを学んでから原作がある作品の監督を引き受けるべきだった。
デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲームは良作だっただけに本当に残念な作品。
ストーリー重視
出だしがやや冗長だが話に動きが出てからはなかなか良い。その冗長さも後半と落差をつけるための仕掛けだと思うのでそこまで悪くは感じない。この作品は幼少期は見ておらず大人なってから見たが演出は不気味で確かに怖い。オマツリ男爵もリリーも絶対的な悪では無いだけに逆に狂気を感じる。バトルを期待する物足りなく感じる方もいると思うが、映画としてはストロングワールドなどよりも展開が読めず楽しめると思う。時間の都合上仕方ないと思うがラストにもう少し普段の冒険に戻るようなシーンがあればより自然にワンピースの映画として楽しめる人が増えるのではと思う。
最新作のフィルムレッドはこの作品をワンピースっぽくブラシュアップした作品に感じた。
好きな作品
「映画を見たら、もれなく笑いがついてくる」と銘打たれた本作。
いつもの強いルフィ海賊団が悪者としか言いようがない悪者をこてんパンに倒すワンピースに違いないと多くのちびっこの期待の例に漏れず、当時そう思った。
しかし、見れば見るほどその「もれなく笑いがついてくる」の悲しさが押し寄せて来て、これはいつものエンタメのワンピースじゃないぞ、なんかすごい映画なんじゃないかと当時2回見た。
賛否両論は真っ二つに分かれている。
こんなのワンピースじゃない!
うわー好き。
僕は特別好きだった。当時は細田守なんて知りもしなかったが、デジモンぼくらのウォーゲームもみて、こういうの好きだなーと思ったものである。
賛否両論あるくらいが映画は面白い。
まあ1200円ぶんは充分(但しVOD鑑賞)
普通に時間分眺めるに足るミステリー調アニメ映画、楽しめましたよ。そこそこの鑑賞感の映画を値段で表現するのは私の下品な癖ですが、ワタシ的には小人・学割や値引きの日の鑑賞料であればちょうど良い感じの小良作でした。アニメ界に詳しくないので、名監督加算する感覚がなく恐縮です。
鑑賞中の印象では、たしかに中盤〜終盤までネガティヴ・オーラが物語全体を覆っているので、イライラするというか、合点が行かないまま見るからに勝てなそうな展開がダラダラ進むのでフラストレーションを感じました。
しかし上映1.5時間で、本来大バカ陽気で暑苦しい(スミマセン、ワンピファンではないので少々辛辣ご容赦)ワンピースに“ダークファンタジーな問いかけと答え”を正直無理やり入れ込んだので仕方ないように思います。じゃあそれを“王道アニメ”のワンピースのフォーマットに入れるなよという話になり、コアなファン層には納得がいかないのかも知れません。絵も違うし。
ただ私(の世代?)の場合、キャラ設定も絵もストーリーも全然変わるのは幼少期からの「ルパン三世」、青年になってからはGITS等でも散々経験させられているので、見ているうちにアジャストできます。幼少と言えば、他批評で本作は「小さい子はトラウマになる内容」という声が多いようですが、我が幼少期などは今ほど見る映画の選択肢や事前情報が乏しいまま「エクソシスト」「オーメン」「サスペリア」「キャリー」更に「ファンタズム」等も観てギャー!ウヮ〜!とか叫んでました。当時はトラウマなどという概念自体、世間に無かったような… この映画くらいで“心的外傷”なんて負います?
ちょっと思い立ってアニメのワンピースを決め鑑賞し始め、現在200話くらい、THE MOVIEもこの2005年作品まできました(漫画原作は長年摘み読みのみ)。
正直ちょっと飽きてきたなか本作で、
“南国の絶海を行く”ということは
絶え間なく立つ大洋の波
リゾートも深緑のジャングルもある南国の島
不意の死と底知れぬ呪い
があるものだと再認識させてもらった(従来作ではその辺がマンネリと一味超つよ補正でほぼ無意味化)上で「呪いのかかった島に引き込まれアイデンティティを失いかけた麦わら一味」が見られた思いで新鮮でした。
細田守がワンピースを描くとこうなるのかぁっといった感じ。 ワンピー...
お祭り騒ぎの中で仲間の絆が試される!異色のワンピース映画
~ポケモントレーナーみゆきは、81点の経験値をもらった!~
2005年に上映されたワンピースアニメ映画。
監督は「時をかける少女」や「サマーウォーズ」、「バケモノの子」などで知られる細田守さんです。
実はこの映画が長編アニメーション映画の初作品だそうです。
細田守監督の世界観がクオリティー高く描かれています。
映画ストロングワールド以前の作品は、尾田栄一郎さんが大きく作品に携わっていない分、描かれ方の自由度も高く、ワンピースの大ファンでもあるポケモントレーナーみゆきは、ある意味別の作品として楽しんでいます。
この作品では、原作のワンピースとは描かれる角度が違う感覚で、「仲間の絆」を考えさせられるストーリーになっています。
普段は言わないであろう表現、されないであろう映像の描写が細田守監督風。
ホラーのような恐怖すら感じる展開にも注目です。
ルフィたちがオマツリ男爵と対峙する中で、仲間を失った人の考え、仲間を失おうとしている人の想いが交錯します。
ルフィはどう立ち向かっていくのか。
ぜひ観てみてくださいね。
★大好きなポケモンに例えると★
ロゼリア
可愛い花の裏側にある顔の恐怖!綺麗な花にはトゲがあります。
面白かったけどやや納得いかない
子供はトラウマでしょうが、
ワンピにダークや不気味さがこれだけ詰まった演出は逆に新鮮で楽しめた。
本作が異作といわれるのは、ルフィが完全に一人になる点でしょうか...
ロビンやサンジが一味を去った時、彼は本音を聞くため奮起します。
エースが死んだとき、彼はまだ一味の仲間がいると元気を取り戻します。
しかし、本作では彼以外の仲間が死んだことが告げられルフィ完全に一人孤独となります。
その時、ルフィがどう行動するのかそれが本作の主軸でもあるのかと思えます。
本作でやりたかったことは興味が惹かれますし見てみたい気持ちがあるのですが
本作ではそのアンサーが”新しい仲間を創っていいんだよ”となっているのがかなり違和感
まぁ、6人の仲間が一瞬で全滅という異常事態でその結論はありかなぁと思いますが
繋がりがテーマなワンピースでわざわざやる意味というか違和感が抜き出てしまうかなぁ....
とはいえ、話のテンポなどは細田守監督の良さが存分に出ていますしお勧めできます
細田守だった。
細田守監督の画風がとても好き
ワンピースと細田監督とどちらにも引きずられずいい作品だった
ただ少し怖かった
当時観ていたらトラウマ物だった
キャラクター設定や初めのゾロとサンジの絡みが多くて好きだった
大人向け個性派ワンピ映画
同じセリフを何度も繰り返してくどいかと思えば、仲間が話しかけても無反応で間の取り方が煩わしかったり、いつものワンピースらしさがない。
ところどころツッコミどころがあり、終始違和感がありました。
仲間を失ってく怖さをテーマにしたところと全体的な話の流れは悪くなかったのだけど、
前半の明るさとは一転して後半が暗すぎるので良かった〜!と手放しには言い難く、良くも悪くも引っ掛かりやモヤモヤ〜が残ります。
でもでも、決して嫌いではなくて…何故かたまに観たくなってしまう不思議な魅力ある映画です。
若干グロ&ホラー要素もあるので子供向けではないかな…。
ワンピースにしてワンピースにあらず
前半の会話や音、アクション、どれもテンポが良くとても見やすい。さらにCGの使い方や作画が素晴らしいので楽しい世界に引き込まれます。
そこからのどん底シリアス。前半の明るいシーンから後半の暗いシーンに向かうグラデーションが秀逸。
ただ少しキャラクターの感情に無理が感じられます。というより普段のワンピースと若干性格が違います。そもそも「麦わら海賊団が仲間割れする」というのが無理があるのかもしれません。
しかし、それを除いても良作。自分の仲間を守るために人の仲間が犠牲になる。実はルフィも男爵も変わらないんじゃないかな、と思いました。
生贄は道徳的に…って思うかもしれないけど、海賊ですし。両方。
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