劇場版 ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオのレビュー・感想・評価
全5件を表示
波動が繋ぐ絆
アマゾンプライムで久々に鑑賞。
全体的にテンポがよく、物語の構成もすごくわかりやすい内容でした。戦争という重いテーマを取り入れながらも、それを最小限にとどめているので小さなお子様でも難しく考えずに見れるように感じました。
劇中でサトシとルカリオがぶつかりあいながらも、旅を通して絆を深めていく2人の姿に感動しました。特に、ミュウに連れ去られたピカチュウを助けようとするサトシの気持ちを理解できなかったルカリオが、彼とお互いの過去を共有することで仲が深まった過程に涙せずにはいられませんでした。また、目立った悪者がいなかった点も新鮮でした。
ポケモンらしい絆に焦点を当てた冒険ものとして楽しめました。
合戦シーンから始まる導入は壮大な中世ファンタジーを予感させワクワクした
導入と終盤は面白いが中盤は退屈。合戦シーンから始まる導入は壮大な中世ファンタジーを予感させワクワクした。更にキッドが敵か味方か分からないミステリー要素もあるんじゃないかとドキドキ。ポケモン映画っぽくない始まりに期待を膨らませた。
しかし、世界樹に至るまでの旅の道中はダレて長い。強敵や困難に出くわすけでもなく刺激が少ない。キッドが凄腕の冒険家ならその手腕を活かし、テンポよく世界樹に辿り着くこともできたはず。ルカリオとアーロンの回想シーンがクドイ。ちょくちょく回想挟むせいで物語のテンポが途切れてしまった。何回も挟むくらいならまとめてドカンと観せてもよかった気がする。
世界樹に到達し、レジ三兄弟や人間を飲み込む白血球が登場した辺りでようやく面白くなる。レジ三兄弟の圧倒的な強さと、世界樹の白血球の不気味さにハラハラ。
心臓部に到達してからの、アーロンの真実(ルカリオを裏切ってなかった)が判明し、ルカリカが身を犠牲して波動を出すのは胸が熱くなる。アーロンとルカリオの話をもっと観たかった。全盛期のアーロン&ルカリオはめちゃ強でカッコよかったんだろうなー。
サトシから真の友情を感じるルカリオ!ポケモンアニメ映画第8作
~ポケモントレーナーみゆきは、86点の経験値をもらった!~
2005年に公開されたポケットモンスターアニメ映画の第8作。
オルドラン城という勇者伝説のある城で毎年行われるポケモンバトルでサトシが何と優勝。
長年のアニメ放送でピカチュウはおそらくレベル100を超えてきているのでしょう。
そこから始まる勇者伝説にまつわるストーリーです。
中心となるのは、人間とポケモンの関係に悩む波動使いのルカリオ、世界に大きな影響を与えるミュウ。
サトシとピカチュウにこの2匹がどんな影響を受けていくのかに注目です。
実は劇場版ポケットモンスターで、伝説でも幻でもないポケモンが映画タイトルになるのは初。
それだけルカリオには魅力があるということですね。
ポケモントレーナーみゆきが好きなYouTuberの「ライバロリ」さんが愛用されるだけあります。
今回の声優界のレジェンド山寺宏一さんの出演は、見た目も心もイケメンの「アーロン」。
アーロンとルカリオの関係の謎に迫る映画でもあるため、山ちゃんが迫真の演技で冒頭から僕達を惹き込んでくれます。
ところで、ポケモントレーナーみゆき視点で気になったのは2つ。
1つ目は、この映画で登場するミュウと、劇場版第1作「ミュウツーの逆襲」で登場するミュウは同じ個体なのかどうか。
世界に1匹であって欲しいと思いながら、声優さんが違うのを見ると別なのか。
ちなみに、ミュウツーの逆襲は山ちゃんがミュウ役です。
2つ目は、ロケット団の存在です。
いつもの通り堂々とサトシ達の動向を見ているわけですが、あれだけ波動が使えるルカリオの感知能力に全く引っかからないのは、長年気配を消してきた賜物なのか。
ある意味、最強の存在です。
映画の中では、昔のアニメーションが差し込まれていたり、エンディングでは劇場版第6作「七夜の願い星 ジラーチ」のバトラーとダイアンが登場していたりなど、楽しみも織り交ぜられています。
もはやファンにしか分からない隠れミッキー的な要素もありますね。
ぜひ観てみてください。
★本作のサトシの”キミにきめた”手持ちポケモン情報★
ピカチュウ、オオスバメ、ジュカイン、ヘイガニ、ゴマゾウ
★大好きなポケモンに例えると★
ルカリオ
「せいぎのこころ」で悪に立ち向かう姿はまさに勇者。
親友の本当の気持ちに気付いた時に、真の友情が生まれます。
漢だねえ
ルカリオ全編でかっこいい
悪党がいないのもスッキリしている
ポケモンだけで行動しているのも新鮮
人とポケモンの絆もしっかり描かれ
ロケット団の絆も泣ける
過去があかされていく時の花もいい
レジの三匹もいい仕事する
主人? そんなんじゃないよ。俺とピカチュウは友達さ
映画「劇場版 ポケットモンスター ミュウと波導の勇者 ルカリオ」
(湯山邦彦監督)から。
時代設定は「はるか昔・・まだモンスターボールがなかった時代」、
ポケモンは、その主人に仕えていた。(ようだ)
ピカチュウが行方不明になり、必死に探しまわっている、
主人公、サトシに、何百年もの間、主人アーロンに封印された、
と思いこんでいるアーロンの従者・ルカリオが、こんなことを訊ねる。
「おまえは、そのピカチュウの主人なのか?」
それに対して、サトシがサラッと答えて、会話が続く。
「主人? そんなんじゃないよ。俺とピカチュウは友達さ」
「友達?」「 友達がいなくなったら探しに行くだろ、お前だって」
この関係は「ポケモンGO」で遊んでいる私にも理解出来る。
まぁ「友達」というより「相棒」なのである。
「相棒」とは「2人組で何かをする時の相手のこと」
そこには「主従関係」は全くなく「対等」。
だから「友達」と表現したのかも知れない。
「ピカチュウ、10万ボルト」と攻撃を指示しているようだが、
実は、お互いの役割を果たしているに過ぎない。
サトシと私の違うところは「相棒」のポケモンが、
コロコロ変わるところかな。(笑)
全5件を表示