HINOKIO ヒノキオのレビュー・感想・評価
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あぶないメカ
今作の舞台は、ラストのボールアースの描写から、架空の世界であることがわかる。
ロボットが生徒の代わりに学校に通うことが合法的に認められている。
ロボットが受けたダメージは、操縦者も受けるようだ。強いとはいえ、危険なメカニズムだ。
現在ようやく普及してきたドローンと違って、人型である意味があった。
ゲームの中では煉獄も登場する。
今作は、深いかもしれない。
牧瀬里穂さん、堀北真希さん、エンディングテーマのYUIさん等、今はもう活躍していない人たちの他、現在は美人女優として成功している多部未華子さんのボーイッシュな姿を堪能できる。まだまだ伸び代がある頃の多部未華子さんの胸のアップは印象に残る。
アニメだったら普通の作品だったかもしれないが、実写でここまでの完成度というところが評価できる。
友情と恋愛の曖昧なテンションは、子どもならではのストーリーで、素敵であった。
ロボット開発について、もっと詳細を知りたいし、中学生になって二人はどうなるのか、もっと続きが観たい。
モヤモヤが残るものの、登場人物たちと、謎の設定に魅力を感じる。
Tomorrow,s way
多部未華子にしか出来ない役という感じで素晴らしかった。本郷奏多が引きこもり少年というこれまたハマり役。ベタな展開が何度もくるがそこが良い。非常に良い。
エントツの場面がいただけない感じだったが、それ以外は全て良かった。
ベタなラストも好き。
2020年の今観て
子供向けの作品かなと思ってみたら、子供達の演技も生き生きして良く、ストーリーも父子のすれ違い、母親との死別からこ引きこもり、学校でのいじめ、友情、初恋など様々な要素が絡まって見応え充分でした。子役の子供達も、今では主役級に成長している素晴らしい俳優さん揃いなのも嬉しかったです。本郷奏多君の作品を過去に遡って観ていましたが、ノブタの堀北真希さんが、美少女としては登場してたのも驚きでした。他の感想にもありましたが、是非子供たちに見て欲しい作品でした。
多部未華子目当てで見ました
ロボットにドラムを叩かせるというのは明和電機へのオマージュだったのか・・・って、社長が出演してる!
ロボットにドラムを叩かせるというのは明和電機へのオマージュだったのか・・・って、社長が出演してる!
子供向けの感動物語なのかと思っていたら、大人でも満足できるファンタジーだった。特にテレビゲームに嫌悪感を持たない大人、ロボットなどヒーローもののフィギュア好き、ロリコン心(?)を持った方にオススメ・・・というと、ヲタクってことかな・・・。日本はノスタルジックに少年時代を回顧する映画が得意だと思うのですけど、それを現代的な登校拒否や引きこもりの設定にして近未来的なファンタジック要素を加えたようなストーリーです。
ロボットの造形としては、チタンをベースに軽量化を図るため檜を取り入れてあり、剥き出しの部分が多い。このためVFXやCGが全く違和感なく現実世界に溶け込み、しばらくすると本物のロボットじゃないかと思えてくるほどでした。最初に凄い!と感じたのは、予告編でも登場したドラムを叩くシーン。その後中学生をやっつけるシーンなどがあり、ジュンに抱きつかれた感触をほんのり感じた後に“感情フィードバック機能”をインストールするところなど、思わず胸がキュンっとなってしまいました。富士五湖での星空と花火にもうっとり・・・
全体的なストーリーは感動できるのですが、細かな脚本の穴や、ゲームの場面が多すぎること。それに、“軍事兵器”やスミレの恋心などの設定が最後にはどうなったのかわからなかった。逆に、「頑張れ」と言っちゃいけないといった、リアルな内容は良かったかもしれない。
多部ちゃん見たさに…
すごく良かった!
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