劇場公開日 2005年7月9日

「【愛する娘を持つ男には響く作品。岡田准一さんの身体能力及び父を演じる堤真一さんの熱演が沁みます。漢だったら、売られた喧嘩にはキッチリと応える体力や、喧嘩のスキルは身に付けたいモノである】」フライ,ダディ,フライ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【愛する娘を持つ男には響く作品。岡田准一さんの身体能力及び父を演じる堤真一さんの熱演が沁みます。漢だったら、売られた喧嘩にはキッチリと応える体力や、喧嘩のスキルは身に付けたいモノである】

2023年4月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

幸せ

■家族と平凡ながら幸せな日々を過ごしていたサラリーマンの鈴木(堤真一)。
 ある時、娘の遥がボクサーの男子高校生・石原(須藤元気)に傷つけられた。
 鈴木は復讐を誓うが、勇気も腕力もオジサンだから敵いっこない。
 そこで、偶然知り合った高校生・スンシン(岡田准一)と仲間たちに戦い方を教わることになる。

◆感想

・今作の魅力は、娘を傷つけられた鈴木を演じる堤真一さんの身体を張った熱演に尽きると思う。帰宅時に何時も乗るバスに敢えて乗らずに、競争するシーン。
 最初は無関心を装っていた乗客たちが、徐々に鈴木を応援するシーン。

・若き、岡田准一さんの身体能力も見所であるが、彼自身も家族(一切映されない)を持ちながら、毎日一人で食事を摂るシーンから、スンシンが鈴木を厳しく支援して行くシーンが説得力がある。

<ラスト、鈴木が、石原(須藤元気)に対し決闘をするシーン。
 そして彼が石原に言った言葉。
 男親であれば、娘を守るための矜持をコミカル要素を絡めて示した作品である。>

■どーでも、良い事。
 ・私は幼少時から剣道、サッカー、バスケ、テニス、(死ぬかと思った事数知れず・・)の極所登山、そして最近はスポーツサイクルを続けている。
  因みに喧嘩は昔から強い。(数年前、京都で酔った際に4人組に絡まれたが撃退。但し、前歯を一部欠損。で、血だらけで歩いていたら職質・・。で、反省し身体を鍛え直した。)
  何が言いたいかと言うと、自分からは絶対に喧嘩はしないが、絡まれた喧嘩にはキッチリと応える体力や、喧嘩のスキル(結構、簡単である。先手必勝。相手のボスの鼻っ柱を左ストレートで折れば、血に慣れていない連中はへっぴり腰で逃げていく。)は身に付けたいモノである。因みにプロは素人には手を出しません・・。

NOBU