劇場公開日 2005年8月27日

「諦めなければ"道"が出来る。」容疑者 室井慎次 平田 一さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0諦めなければ"道"が出来る。

2015年5月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

真摯な思いは"罪"になるか?それとも"光"になってくれるか?脚本兼務の君塚さん、大変なところ踏み込むなぁ…。それって答えが出せるほど、簡単なことじゃないからさ…。
『踊る』としては異色な映画で軽さも笑いもほとんどないけど、それでもこれが『踊る』の"一部"で"重要"なのは間違いない(ファン目線の感想ですが)。本家シリーズで感じなかった"時の経過"が強かったから。『踊る2』で初登場の沖田さんもその証だし、新城さんも明らかに"理念"を信じて行動してるし、脇を固めるキャラクターの変化がグッと伝ってくる。それが結果室井さんの"新たな道"を切り開くし、苦味交じりの光明が照らす空港シーンに繋がるから。
思ったよりも悪くなくて、夢中になって見終わって、『踊る』がまた見たくなるとか、何から何まで当たりだった。田中麗奈さんがもうちょっとだけど…。

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平田 一