わななき
劇場公開日:1975年8月9日
解説
若い男女の新婚生活を描いた宇能鴻一郎の同名ポルノ小説の映画化。脚本は「襟裳岬」の佐治乾、監督は「赤線飛田遊廓」の西村昭五郎、撮影は「続実録おんな鑑別所」の山崎善弘がそれぞれ担当。
1975年製作/72分/日本
配給:日活
劇場公開日:1975年8月9日
ストーリー
待ちにまった初夜。かれはあたしを四つん這いにして、お尻をまくりあげて……。だが一瞬にして終わったかれは、しばらくして、懐中電燈をつけて足を開かせ「ほう、これがクリトリス、この下が……」と東大出身のかれは研究熱心。しかし研究が終ると一人で寝てしまったために、あたしは部屋を脱け出したら、エレベーターの中で中年の男に、いきなりペッティングされ、あたしは唇からよだれをたらして失神してしまう。二日目、やっとかれとあたしは夫婦になれたものの、かれがあたしを処女じゃない、と疑うので、あたしは生理の名残りの血のついたパンティを見せてやると、かれは感動してパンティにほおずりする。結婚後一週間、かれは会社から帰ると背広も脱がずに、両手を使って求めて来る。かれの弟が予備校の夏季講座を受けるため、一カ月同居することになった。ところが、弟がひとりでセックスを処理しているのに同情して、あたしは自分を抱かせてやる。あたしはマンションの奥さんたちと水泳教室に通い始めた。指導員の先生は、水の中にもぐっては、あたしのあそこをさわる。やがて、ビキニの水着をむかれて、プールサィドで抱かれてしまった。かれのボーナスは二百万円。やっぱりエリート社員。浮気してるなんて夢にも疑わないし、子供ができても自分の子供と信じている……。