「ジェリコの壁をぶち壊せ!」或る夜の出来事(1934) 唐揚げさんの映画レビュー(感想・評価)
ジェリコの壁をぶち壊せ!
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金曜レイトショーにて鑑賞。
展開的には王道中の王道で、そういった様々な王道恋愛映画の原点的作品。
ローマの休日の元ネタというのも納得できます。
ストーリーとしては、
親の結婚の反対から逃げ出した世間知らずのお嬢様エリーが、逃亡途中に金のない新聞記者のピーターと出会う。
初めは互いに反発しているけど、お互いに惹かれていき…
最後はハッピーエンドなんだろうなと思いながらも、2人の行動や考えのすれ違いがとても切なかった。
この時代にスマホでも有れば、なんて思ったりもしました。
最後の最後まで、2人の想いがすれ違い、結婚式で可哀想な婚約者を裏切って、ピーターのところへ行ったのは、お父さん公認とはいえ、結構強引でしたね。
キャンプ場での即興夫婦芝居やヒッチハイクのくだりは声に出したくなるぐらい面白かったです。
アカデミー賞主要5部門を独占した今作なので、フランク・キャプラ監督の他の作品も観てみたいです。
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