美女缶のレビュー・感想・評価
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ここで会ったが100満ボルト
一人忠臣蔵を演じた大街健太郎。演劇を諦め、彼女との同棲生活にもピリオドを打ち、就職活動に励むこととなった。新居ではさっそく隣人の宅配便を受け取ることになり、富岡と知り合う。なぜか、金髪美人が玄関に現われ驚く健太郎。妖しいあえぎ声まで聞えてくるが、押し入れを開けてみると、そこには小窓がついていた・・・覗き見。翌朝さらに不思議な光景を目撃してしまう健太郎。なんと富岡の部屋から次々と美女が出て行くのだった・・・オタクっぽく、いかにもモテなさそうな富岡がなぜ?と、気になった健太郎はゴミ捨て場に大量に捨てられた缶詰を見つける。
部屋にずっと貼ってあった『シザーハンズ』のポスターが気になる。映画好きなようだけど、やっぱり脚本家など映画関係の仕事を見つけるべき。美女缶から現われた女の子は設定も決まってるし、ロマンスになんて発展しそうもないし、注意書きには性的対象にしてはならないとあった。男の妄想をよくご存じのメーカーさんだった。
それにしても隣人富岡はやっぱりバカ?一夜に大量の美女を作り出しても楽しめないだろうになぁ。もっと丁寧に扱いましょうね。最後はノスタルジックに純愛を描いていたものの、彼女(別れてない)の存在が中途半端にダラダラしていたのが残念。
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