劇場公開日 2004年9月11日

「山形県人はそんなに語尾に「ず」つけないず」スウィングガールズ 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0山形県人はそんなに語尾に「ず」つけないず

2020年7月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

興奮

2001年から2010年の邦画ベスト5の一つ(あくまで個人の感想です)
2004年の作品

映画館で観ました
DVDで何度も観ました
上野樹里が結婚したときに観れば良かった
しばらく観てなかった

上野樹里は20歳くらいで貫地谷しほりは19歳くらいで本仮屋ユイカは17歳くらい

久しぶりに観たら脇役で佐藤二朗江口のりこ眞島秀和などが出ていることに気づく
佐藤二朗はほんの少ししか台詞がない
随分変わってしまったなあ眞島秀和
あと吹奏楽部の部長が高橋一生
みんな出世したんだなあ

いい味出していた豊島由佳梨が全く売れていないことが残念でならない

あとココリコ遠藤似もいまいちだなあ
オーディオコメンタリーでろくに喋らない人はいかんよ

映画の内容を端的に書くとおバカなポンコツ女子高生のみなさんがひょんなことからジャズバンドを始める話

笑えるところ多し
サッチモの「What A Wonderful World」が流れるなかイノシシに追いかけられるも退治してしまい記念撮影したあの一連のシーンが大好き
ファウルボールが跳ね返って貫地谷の顔面に当たるシーン好き
そのほかにもいっぱい笑いの宝石箱

なんだかんだで演奏がうまくなる
クライマックスは音楽祭
涙は出ないけど感動する興奮するテンション上がる
三枚目の連中が最後の最後できめてくれる
いかしてる
カッコいい

エンドロールもいい
10代20代はまだ観ていない人が多いだろう
必ず観てほしい
絶対に面白い

村上春樹の影響もあってか加齢のせいか時々ジャズを聞くようになったがジャズ喫茶はなぜか入りづらく一度も入店したことがない
仙台とかならともかくなぜか中東北の拠点都市に洒落たジャズ喫茶があるからそんなに遠くないし一度行ってみたくなった

野川新栄