劇場公開日 2004年9月11日

「青春映画としては、マイベストです。」スウィングガールズ よしさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5青春映画としては、マイベストです。

2020年5月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ひょんなことからジャズバンドを組むことになった女子高生達の奔走を描く物語。

上野樹里、貫地谷しほり、本仮谷ユイカの出世作となった青春映画です。
コメディをベースにして、「音楽の楽しさ」「ちょっとした努力」「淡い恋」が描かれています。要所でジャズ演奏を織り交ぜることで、邦画に有り勝ちな冗長さやテンポの悪さを回避して、観る者を飽きさせません。
またクライマックスの演奏シーンは流石の迫力です。勿論、女子高生のジャズバンドですから決して上手くはないのでしょうが、出演者たちが吹き替えなしでチャレンジした演奏は、緊張感と爽快感を感じることが出来ました。
私が青春映画のジャンルを殆ど鑑賞しないこともありますが、邦画の青春映画の中では最高評価の作品です。

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よし