「41年の時空を超えたデカルチャー」超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか ヤナコさんの映画レビュー(感想・評価)
41年の時空を超えたデカルチャー
41年前、リアルタイムで見て大感動。 Blu-rayも買い、自宅で見返す度に感動。
そんな「生涯ベスト5」に入る作品を、41年の時空を超えて映画館で鑑賞出来るとは思っていませんでした。それも4Kリマスタリングもされて。。。。
勿論、思い出補正は入ります。
その上でも、感動は色褪せないどころか、美しくなった映像と大音響で、輝がミンメイに歌詞カードを渡した瞬間に流れる主題歌イントロスタートからのクライマックスシーンは、鳥肌は当たり前、涙が流れました。
一部の隙無く練られたストーリー(説明不足は勿論あるけど、TV版を2時間に凝縮するならば、本作の展開は完璧)、役者の演技、羽田健太郎先生の印象深い音楽、そして神作画と神戦闘シーン✨✨✨
現代の10代、20代の若者が見ると感動どころか違和感を感じるかもしれません。
現代のCG技術で映像、キャラデザ、音楽、声優をリメイクしてもこの感動は作り出せないのかなと思います。
当時のスタッフが熱量を込めて製作しているのを、作品の端々から感じるからです。特に手書きのセルアニメのアナログの揺らぎというか、熱量。
いわゆる「板野サーカス」と言われる戦闘シーンは、オーバーテクノロジーなのではないかと感じます。
この作品と巡り会えたことに感謝、そして今回スクリーン上映を企画してくれて感謝です。
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