海底3万マイル

劇場公開日:

解説

東映動画の第十八作、神秘の謎につつまれた海底の世界と怪奇に富んだ地底の世界を舞台にしたSFおとぎ話。石森章太郎の原作を岡本克巳が脚本化、演出は田宮武、作画監督は奥多貞弘がそれぞれ担当。

1970年製作/60分/日本
原題または英題:30,000 Miles Under the Sea
配給:東映
劇場公開日:1970年7月19日

ストーリー

海洋研究学者を父にもち、冒険好きな少年イサムは、今日も火山見物にチーターと出かけ、そこで海底国の王女エンジェルと知り合った。その時突然、無気味な地鳴りとともに火口から巨大な火焔竜が出現、その口から溶岩を吐いて周囲をとかしはじめた。怖ろしさに気を失ったエンジェルを助けて、危うく逃げ切ったイサムとチーターは、海底国へ招待されることになった。今から何万年か昔のこと、海底人は地上に住んでいたが、欲のふかいマグマ王が、地球征服を企み、炎の湖から火焔竜をひき出したところ、急に暴れ出し、大地震と洪水をともなって地上を洗いながしてしまった。マグマの一派は地底に、その他の者は海底に逃げて、それぞれ国を興し、そして、今また、子孫のマグマ七世は野望を抱き、再び火焔竜を登場させてきた。やがて、海底を行く火焔竜を尾行したイサムたちは、地底国に迷いこみ、捕えられてしまった。命からがら牢から脱出したイサムたちは出口を求めてさまようが、実際は奥へ奥へと入りこんで、マグマ七世が火焔竜をあやつる指令室につき当った。そのころ火焔竜は平和をのぞむ海底国にまで進撃を開始していた。対する海底国は戦闘艇からの軟体動物作戦をくり出し応酬したが、苦戦はまぬがれない。イサムたちは警備隊が戦闘に出はらったのを機会に、一人残ったマグマ王を倒し、指令室の赤いスイッチを押した。すると火焔竜は一斉に向きをかえ、地底国を攻撃、こうして地底国は自らの手によって滅び去っていった。

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