劇場公開日 2003年6月14日

「戦争映画特集最終日に鑑賞」スパイ・ゾルゲ カール@山口三さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 戦争映画特集最終日に鑑賞

2025年9月13日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

スパイ・ゾルゲ 2003/日本

昭和の懐かしい風景
第一次大戦以降の西欧東洋の懐かしい景色や戦乱、群像の映像が沢山よく再生されてこれを鑑賞しただけで懐かしさを楽しめた。

ストーリーでは、この時代の流れを確かなものにする為、尾崎の娘の成長が幼児から最後の逮捕まで年齢で刻まれている。
実に色々なことが勃発したけたたましい時代だけに戦前史の時系列が分かりやすい。

確かに間諜もいるし、防衛もいるよなぁ
プーチン大統領が志願した動機も少しはわかる。

太平洋戦争前夜を、白人諸外国から観た極東を、ゾルゲを通して国際関係が説明された。
彼もスパイだけでなく人間ゾルゲが居たことをこの騒乱中でもあるのだとを知らされた。

それにしても、あの頃は所詮、どの国も帝国主義が罷り通る国策となっていることが分かる。
正に、ABCD包囲網とは懐かしい言葉だ。
この緊張感がスパイの居住区なのだ。

しかし、グローバルと言われる昨今も経済戦争に明け暮れていて、争乱が治ることはない。
今日を尾崎は何と見るだろうか?

そして島国日本は、間諜天国で、今ではおもてなしの国と言われている。これをいつまで言われたて居られるのだろうか?

レビュー7

( ^ω^ )

スパイ・ゾルゲ 2003/日本

太平洋戦争直前、昭和初期の日本を舞台に、ロシア人のスパイ、リヒャルト・ゾルゲの姿を通して、激動する時代を描いた歴史サスペンス大作。
「梟の城」「写楽」の巨匠・篠田正浩監督が手がけ、今作が引退作となった。

ゾルゲ役は「トゥームレイダー」などハリウッドでも活躍するイギリスの俳優イアン・グレン。
共演に「シコふんじゃった。」の本木雅弘ら。
1930年代、朝日新聞社の記者・尾崎秀実は、赴任先の上海でドイツの新聞記者というリヒャルト・ゾルゲと出会う。
やがて日本のドイツ大使館に出入りするようになったゾルゲだったが、その正体はソ連が送りだした諜報員だった。
日本で再会した尾崎らを協力者にしたゾルゲは、日本とドイツ両国の情報をモスクワに送り続けていたが……。

スパイ・ゾルゲ
2003/日本

カール@山口三
満塁本塁打さんのコメント
2025年9月14日

他作へのいいねありがとうございました😊結構最近とはいえ パソコン💻ネットは普及しててもYouTube動画の普及してなかった平成中盤。映画館で観ました。 チコっとCG的なのは黎明期でしたが 印象的には満足した記憶があります。

満塁本塁打