「銃声と喫煙たっぷり」銃声 LAST DROP OF BLOOD odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
銃声と喫煙たっぷり
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名作詞家でアイドルグループの名プロデューサーでもある秋元康さんが企画・原案・脚本・監督と大変な力の入ったやくざ抗争映画。なんで今時やくざ映画かと思ったら、大の北野映画のファンでAKBのスタッフとも映画を観に行っていたらしい。
タイトルは「銃声・最後の血の一滴」で確かに冒頭から最後まで血だらけではあるがそれより目立ったのが煙草のシーン、秋元さんも今はやめたようだが愛煙家、映画公開の2003年は健康増進法が施行され受動喫煙対策で駅や球場など人の集まるところの禁煙が始まった年でもあり忸怩たる煙草への想いがあったのでしょう。
必然性のない全裸のベッドシーンまで入れて、あえて炎上狙いなのか、往年のエロ・グロ・ナンセンス文化を皮肉っているような映画作り、作家性の強い映画ではありました。
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